
水には念の為入れてないので。
池のある公園で、まず雑木林に行く。
最近は人にも吠えなくなって引っ張ることも少なく
賢い犬になってきたなぁ~と思っていたら
アイが再び動物の死骸をくわえてきた。
(前回は鳩の死骸)しかも今回は腐食している。
見たくないけど見ざるを得ない。
どうもウサギのようでした。
動物の死骸は触るのも嫌だったけど、
ま、好きな人はいないやね。
犬と付き合い始めてからそうもいってられない。
ウサギを持って移動し、アイの届かないところに
置いたはずが、今までなら怖がってくぐらなかった
柵を抜けてやってきた。あ~あ。
結局はあきらめてくれたから良かったけど。
狩猟犬である以上やむを得ないんでしょうか・・
柵を抜けられると分かったアイは3度目で
やっとこ柵向こうの池に入水。
入るとこっちのもんで、浅瀬で軽快に走る。楽しそうだ。
ボールも見つけてきたけど拾ってあがってきても斜面なので
再び水の中へ。あちゃ~!何度か繰り返しているうち
アイもあきらめた。ボールはどんどん流されていく。
ボールは犬の遊びに何個あっても困らない。
ちゅうかすぐなくしてしまうし。
元から持ってきたボールも流されて
何とかボールを取り戻したいと木の枝を探していると
おじいさんが声をかけてきた。
ダンボールの切れ端で水をかくと戻ってくるかもしれんよ
とのこと。ありがたくやらせてもらうが
ボールはなかなか近づいてこない。
しばし奮闘していると、またおじいさんが登場。
今度は竹の棒を持ってこられた。
「あ~遠くになっちゃったね。これがあればはさんで
(先が二股に割れていた)
来れると思ったんだけど。風で戻ってくることもあるけどね」
世の中には親切な方がいるものだ。
引き続き竹の棒で水をかき回す。風の方向が変わったようで
一個のボールは少し我々に近くなる。
深いところは行きたがらないアイもボールは
気になるらしく取りに行ってくれた。
もう一個のほうは公園を去るときに
見に行ったら、おじいさんの言う通り岸辺についていた。
公園というのは家族連れ・犬連れ・友達同士
ウォーキングといろんな人が集う場だが、
ずっと何か考え込んでいるかのような人や
落ち込んでいるのかなという人もいる。
一人になりたいときにも公園は使うもんなんだな。
「いぬのえいが」の鑑賞券当たりました!
思いきり感情移入しそうで見るのためらってましたが
せっかく当たったので行ってきます。