昨日18日、アイの誕生日でありました。きっと天国で仲良しだったワンコたちと楽しく遊んでいると思っています。いや~もうすぐ亡くなって1年になるのか、早いものです…。

 

アイは乳腺腫瘍(低悪性)を9歳の時に取り、そこからずっと順調だったんです。避妊手術も遅まきながらしたので、子宮や乳房を取り去った後再発することはまずないと聞いていたし、そう信じていましたが残念ながら。最後は立ち上がることもできず、苦しそうで介護(おむつをしたり、ペットシーツを敷いたり)のようになりましたが、それでも本当に重症だったのは10日間ぐらいと記憶しています。

 

あまりに苦しそうだったので、安楽死という選択を一度しながらも「やっぱりやめよう、もう少し頑張ろう」と私が夫に言って。結局安楽死を受け入れてくださる獣医さんが休診日で、この日にお願いしようと決めていた朝早く、まるで私たちの気持ちを察したかのようにアイは旅立ちました。

 

呆然としつつ、留守番電話で獣医さんにアイが亡くなった旨を話し、「予約していましたがキャンセルでお願いします」と伝言しました。

アパートの階段は大家さんにお願いして、アイ用にすべらないように絨毯のような素材の滑り止めシートを張らせてもらっていましたが、まずそれを取り除く作業を淡々と行っていた自分自身をまるで昨日のことのように思い出します。

 

アイが2017年10月末、乳がんで腫瘍を取り除いた後、検査の結果「悪性」とわかり、再発の可能性があるので、抗がん剤治療という選択肢もありましたが、副作用がきついこと・大型犬なのでかなり費用が掛かってしまうこと、等々考慮して、化学治療には踏み切りませんでした。それでよかったのかと時々亡くなった後に考えました。真実はわかりませんが…難しいところではありますね。

 

賢すぎるぐらい賢い犬で、私は彼女に本当に助けられ元気づけられていました。母が大変な犬嫌いだったので、実家にいる頃は犬を飼った経験がなかった私には、犬との暮らしは未知の世界、戸惑うことばかりでしたが、楽しく張り合いのある毎日をくれたことに今も感謝しています。

 

今ピコちゃんを飼っているのもあなたのおかげだと思っています。犬の素晴らしさをいっぱい教えてくれたから。

 

ありがとね、アイ。また会おうね!