今日は立川談春さんの独演会に行きました。「居残り佐平次」は長い演目なので
今回は前座さんもなし。いや、いきなり談春さんのネタが聞けると思うと嬉しいわけでしたが。
その前にJR名古屋高島屋ゲートモールタワーへ。サラベスにはすぐ入れたのですが
4時半までじゃないと名物のエッグベネディクトが食べられないということで断念。
高層階に行って、ガングロシェフでおなじみの「たいめいけん」へ。
5時ちょっと前でしたから、スムーズに入れましたね。
オープン記念で食べられるオムライスとハンバーグのセットにしましたが
おいしいんですけど、すいませんそれ以上感動がないというか…リピートするか
と聞かれるとしないです、おそらくm(__)m
その後ユニクロへ。名古屋らしい趣向もこらしてありましたよ~
さて名駅から金山に移動していよいよ独演会です。
居残り佐平次は有名なネタですが、あまり演じられないのはやはり長時間の
ネタだからでしょうか?1月の刈谷よりコンパクトにしたとご本人の弁でしたが
そんな感じは全くせず、聞きごたえ十分でした。
口八丁手八丁の男・佐平次はお金はないけど遊郭で遊びたい。
はったりと弁の立つことを武器にして遊郭に居残り続け、ついにはそこから
新調の着物やお金まで巻き上げていくという噺で…
なんと図々しいふてぇやつ!という感じですが、愛嬌があってどこか憎めない
そんな男だったんでしょう。
オチは最初は違っていたそうで、一通りネタをしたあとに本来のオチを披露。
このネタは談志さんが愛したのですが、オチがよくなくて「もったいない」と
談志さんが思っていたところ、山口さんという方が「このようなオチはいかが?」と
提案のお手紙をくれ、談志さんはそのオチに感銘を受け、直接お会いして
「アイデアを使わせてください」とお願いしたのだとか。
たしかに…山口さんの考案したオチのほうがわかりやすいし、腑に落ちました。
談春さんの解説付きで二通りのオチが聞けてラッキーでした。
ご自身では「ついやりすぎちゃう」とおっしゃっていて、自分の独演会は
『田舎の接待』みたいだと、すき焼きの後にステーキ出してその上にお土産を
一杯持たせてしまう…つまり濃いネタをやりすぎてしまうということだと
思うんですが、談春さんのおきゃくさんはみんなそれが楽しみで来ているんです。
そんなこと言わず、今後ともこってりと(笑)期待していますよ!