
当初行く予定のなかった四日市ドーム、直前までチケットも手にしていませんでしたが
チケットキャンプで、定価以下で譲ってくださる方に運よく出会い
急きょ四日市に行くことに。(夫が車を出してくれるというので←名古屋から小1時間)
いや~でっかいっすね、四日市ドーム、びっくり!
それに四日市トンテキや亀山の味噌焼うどん(だったかな?)の屋台なども
出ており、にぎにぎしかったです。
それと写真を見てもらうとわかる通り、こちら小さい窓がたくさんで、日光が差し込んでくるんです。会場のサイトを見ると「屋内でも外でスポーツしてるような環境」をめざすってことで
このような構造になっているようですが、こういうドーム珍しい!
さて、皆さんワクワクして小田さんやバンドメンバー、ストリングスの皆さんの
登場を迎え、待望の一曲目。
開口一番小田さんは「大きいですね、四日市ドーム。はじめて来ましたが
こんな大きいと思わなかった。ドームツアーも思い出しましたが…この広さなら
自転車を使おうかとも思いましたが、自力で行きます」と。
「ここでみんな一緒にいるのも何かの縁だと思うんで、ひとつ楽しく…
盛り上がっていきましょう、なんだかジジ臭いあいさつになっておりますが(笑)」
「今回のアルバム、3枚組ですが、とってもたくさんの方が買ってくれたようで」
(会場内大拍手)「最年長記録を更新したそうで、ちょっと前までそんなこと
どうってことないって気持ちでしたが、今はありがたい気持ちでいっぱいです」
「オフコースの曲だけで1枚いっぱいになったので、ずるっとオフコースの曲も
やっていきます!」
オフコース時代の曲が続いていきますが、間のトーク。
「僕は若いころ、生意気生意気と言われていて。根拠のないプライドと
高い理想を持っていて…その生意気といわれていたころ、そのちょっと手前かな
そのころの曲を歌いたいと思います。当時みんながすごく好きでいてくれた曲です。」
「昔は、ジャケット撮影とか雑誌の撮影とか嫌いで…どうしてかというと
『笑ってください』といわれるのが苦痛で^^; でどうしてそんなに言われるんだろう?
と思ってあとで写真を見ると確かに笑ってない。今は年も取って写真撮る前から
ニコニコ笑っててかえって『笑いすぎです。しわが目立つので笑わないでください』
って言われたりして(苦笑)時は流れます」
「人のコンサートに行くと『一緒に歌って』っていうのホントに嫌で
『歌ってろよ』と思うんですが、そんな僕が自分のコンサートでこういうのは
非常に矛盾してるんですが…次の歌はよかったら一緒に歌ってください。
気が進まないって方はいいですから、せっかくですから皆で歌うと盛り上がるんで、ね!」
その歌はいちおう内緒にしておきますが、会場大合唱で、小田さんも「すっごくいいです」と
フェイスブックマーク
を出されていました。「今の自分とむかしの自分とを考えるとなんだか同じ人間じゃないかのような気がして…
違う人間のように感じます」ともおっしゃってましたが、オフコース時代もちらっと
一応ライブ行ったことありますので、小田さんの変貌ぶりにはホント驚いてます。
こんなお客さんにフレンドリーになるとは思わなかったし、「ババア」などの暴言も
むかしなら考えられなかった!いや、うれしい変化です。
で、ご当地は…なんと四日市は今回21年ぶりに小田さんコンサートしたそうですが
この四日市が「ご当地発祥の地」だそうで。にわかに「やってみましょうか」と
始まったんだとか。サンデーフォーク(イベンター)の社長・伊神氏も
「ご当地発祥の地」ののぼりをもって四日市の商店街に登場。
通行する人に話しかけられて恥ずかしそうでした(笑)
小田さんは21年前にも行ったという諏訪神社に訪れ、当時のご当地のVTRもまじえつつ
連立する赤鳥居を抜けながら「感慨深いです」と一言。
その後、読めない漢字の方面の電車に乗ります、というのでなんだと思ったら
「菰野・湯の山温泉」でした。「菰野」は「こもの」ですが
小田さんは「こものって読むんだ…」と感心。まだまだ知らないことがあります、と。
そして「この小者め!」とおやじギャグw(個人的にめっちゃウケました)
湯の山温泉には、御在所岳ロープウェイがあり、ここがなかなか急斜面をのぼってくんで
スリル満点!私も名前は知ってるけど、未体験ゾーンなんです。
かなり切り立った崖みたいなのが見えて小田さんも怖そうでした、若干^^;
ここは往復で2000円ぐらいかかるので「それだけの価値がある」と御大。
そして頂上について食堂がありましたが「カレーは2800円の価値はある」と断言。
なぜかカレーの値段が気になったようで食券売り場でチェック。
「750円だ!やすい」と(爆)
頂上で風景を眺めるも天気に恵まれず風も強いのでロープウェイが
止まったらヤバいってことで、いそいそと退散(笑)
このとき気温10度。小田さんもダウンきてましたが寒そうでした。
そうだ、それで行きのときに下りのロープウェイと交差したんで
向こうも手を振ってて小田さんも振り返してましたが、相手は「ババアだ!」と
見るなり、暴言!?会場は笑いと半ば悲鳴に包まれました…
続いては鈴鹿市に移動。でも何にもないと愕然とする小田さん。
「どこか気が利いた喫茶店はないの?」と地元の若者に聞き、喫茶店へ。
ハムエッグサンドが出てきておいしそうにほおばる小田さんですが
何度か食パンをめくって「????」卵が入ってなかったんだとか(笑)
「まぁ、、いいんですけどね^^;」
椿大社では今回の四日市ライブの無事成功を祈願。お宮参りの若い夫婦と赤ちゃん
と記念撮影。若奥さんは喜びつつも、「これは…なんかアレですか?」
小田さん「…ええ、なんかアレです」
最後に吉崎海岸ってところに行き「四日市市民自慢のコンビナートがけむって
見えません!」とのこと。お天気が悪くて残念!
夫は会場近くの「ひもの食堂」に小田さんが行ったんじゃないかと
予測してましたが見事外れていました。
四日市の会場は小田さんは思ったより広かったようで、ギターを自分一人で離れて
弾くときに「聞こえる、だいじょうぶ?」と稲葉さんたちに聞いたり、
花道の間を移動するときもトークしつつ「花道が長くて…思ったより
早く話が終わっちゃいました」と(笑)
「本当にこんな大きな会場にいっぱい来ていただいてありがとうございます」
と改めて感謝したり、「小田さん!」と声をかけられると「ヘヘヘ」と笑ったり
「スイマセン~」と謝ったり忙しい感じでありました。
「ふるさとは年を取るとともに大事になってきます。皆さんもふるさとを大切にして
くださいね」という話もされました。
私と同じ列に男性ファン2人組がいましたが、小田さんのライブに行くと
歌声に圧倒されてほかの人のライブに行けなくなるというのを話してて
その通りだなと思いましたし、その方々、小田さんが花道で近づいてきたときに
思いっきり手を振りまくっていましたが、きれ~に…小田さんスルーされてました。
もう、照れ屋さんだなぁ、ハハハ…
というわけで、今回のレポはこんな感じです。エコパ2日目より
トークが多く、小田さんもよく(唐突に?)笑っていました。
それにしてもあの歌声…もう目を閉じて聞いていたいぐらいの感じですよ。
毎回感じますが、すごいです、ありきたりの表現しかできないですが
本当にすごすぎます!