前田敦子さんのソロデビュー曲Flower他全6曲を聴きました。


偉そうに評論できる立場ではありませんが「また聴きたくなる」歌声を身につけられたようですね。


正直、14歳のデビュー当時から15歳の頃の「スカート、ひらり」のソロパートは、聴いているほうが照れるくらいの下手っぷりでした。


目立ちたがらず、引っ込み思案の彼女が一皮むけたと言われる、2ndステージから始まったセンター曲「渚のチェリー」を改めて聴きなおしてみると...。

当初は歌もダンスも余裕なく、ただ一生懸命って感じですね。それでも、あどけない可愛さは抜群でしたが(笑)

それが、2009年のNY公演あたりから自分の声を見つけ出した感じで...。

2010AXでは、歌もダンスも聴かせる、魅せる秘訣を覚えたようで、表情や身のこなしにも魅了されます。


「歌詞を伝えるのが難しい」って言っていましたが、あの山口百恵さんが引退公演が終わった直後に、曲を送ったさだまさし氏に「やっと『秋桜』が満足に歌えた気がします」と興奮気味に電話で伝えたそうです。(さだまさし談)

歌の世界も奥深く、人生の色々な経験を経ないと、心に響く歌にはならないものですね。


今は「また聴きたくなる」だけで十分だと思います。