野球の長嶋茂雄氏と松井秀喜氏が国民栄誉賞を同時に受賞した。
タイミングがいいとか悪いとかの批判はあっても、
この両名の受賞に真っ向から反対する人はそんなに多くないと思う。
テレビもラジオも新聞も概ね賛成という評価だ。
私も(私の評価などどうでもいいが)大賛成だ。
長嶋さんは遅いくらいだろう。
長嶋、松井両氏の悪口を聞いたことがない。
成績よりその人柄やスター性であり、
多くの人の記憶の中に残っているかどうかだろう。
そんな時、政治評論家の浅川博忠氏の評論を見た。
『7月の参院選をまえにさらに支持率を上げて、一議席でも多く取りたいという安倍晋三首相の野望が透けて見える』と書いている。
どうしてこんなふうにしか見ることができないのだろう。
俺はただの評論家じゃない。ほかの奴に見えないものが俺には見えているんだ。そんなこともわからず評論家をやっていられるかと言っているようだ。
おれはこの人はバカじゃないと思っていたんだが、年をとったか。
まだまだ俺は年を食ってはいない。俺の頭はこんなに鮮明なんだと言って、再びテレビ出演を増やそうという野望が透けて見える。