しばらく前に、ランドセルをキャスター付きに改造するキットを小学生が開発した、という話があった。

 

一部のネット民が「最近の子供は」とかみついて物議をかもしたので、覚えている人もいるだろう。たとえば僕だ。

 

当時のネット記事を読むと、小学校1-3年生の平均満載ランドセル重量は3.9キロ。

 

教科書などを学校に置きっぱなしにすることは禁じられているので、とにかく通学が大変だ、ということだった。

 

お子様の学校は自宅から100メートルちょっとだから、それほど負担ではないと思うが、僕が子供のころ、家から学校まで徒歩で20分近くかかった記憶がある。文字通り山一つ越えて通学していた。

 

とまあそれはさておき、うちのお子様にもついにノートパソコンが支給されたので、それもランドセルに入れて、満載重量を図ってみた。

 

結果は5・4キログラム。体重の4分の1を超えている。

 

体重60キロの大人が16キロの荷物を背負っているようなもの。

 

登山の場合、体重の4分の1が荷物の限界値だったはずだ(ったかな?)。

 

まあこのノートパソコン、NEC製のクロームブックなんだが、結構重い。そのくせセレロン!

 

いやまあ、それはともかく、学校も懸念しているようだ。

 

普段は学校に教材類を置きっぱなしにすることは禁じられているのだが、「パソコンが必要な日の前日は、国語と算数の教科書とノートとピアニカは学校において下校してかまわない」などの重量軽減策が講じられた。

 

それはそれで、複雑でややこしいのだけれども。

 

まあとにかく、お子様のPCの授業はぜひ参観してみたいと思う。気になります。