固定資産税の通知が来た。

 

一般論として、固定資産税は毎年下がっていく(はず)の物だ。

 

固定資産税は土地と家屋にかけられるものだが、ここしばらくのデフレ時代、地下はそんなには変わらなかった(らしい)し、家屋は毎年ぼろくなっていくので、価値は下がる一方(という)。

 

実際、去年はそうだった。

 

土地にかかる税はわずかに上がったが、家屋の方の税金が下がったので、差し引き減。

 

ところが今年はどうだ。

 

土地にかかる税が4-5%ぐらい上がっている。

 

家屋もだ。インフレ効果で家の建築費や資材費はダダ上がり。おかげで、中古家屋であっても、資産価値は上昇している(とネット情報にあった)。

 

もちろん、自宅の資産価値が上がっているのだから、悪いことではない、という見方があるのは知っている。

 

投資用ワンルームマンションとかだったら、そうかもしれないが、自宅はそうもいかない。

 

なぜなら、自宅を売却したら、新たな自宅を買わないと家なき子になってしまうが、よその家も同じ割合で価格が上がっているわけだから、結局、同じ条件の家を買うには同じ値段を払わなくてはならない。

 

税金が上がっただけで、ちっとも得してないのだ。