お子様は乗り物が苦手だ。

 

車は論外。

 

「乗ったらすぐ吐く」というほどではないが、短距離移動であってもかなり嫌がる。

 

とはいえ、強く「我慢して」と言うと、しぶしぶ従うが。

 

酔うだけでなく、あの車内特有の匂いも「いや。臭い」だそうだ。

 

電車も好きではない。

 

乗ると、「あと何駅、あと何駅?」と、繰り返す。

 

近郊私鉄はもとより、新幹線でもぐったりしてしまう。

 

じゃ親はどうだったかというと、記憶を掘り起こしてみると、父親(僕)は、電車は大丈夫だったが、車は好きではなかった。実家に帰省するときの車移動がいやでいやで仕方なく、「今年は電車にしよう」と主張していた記憶がある。

 

ただ、小学校4年生を超えたあたりだったか?からは、特段、どうということは無くなっていたのも確かだ。習い事の送り迎えが母の車だったが、それでどうだったという記憶はない。

 

奥様は、お子様以上に車酔いが激しかったそうだが、気が付くと、日常生活に支障はないぐらいになっていた、とのことだ。

 

ネット情報によると、前庭小脳の発達期である4~12歳ぐらいが「車酔い期」だそうだが。