スーパー「OK」(オーケーストア)は、本当に良い。
まるでOKの回し者のようだが、実にいいのだ。
最近も「A5ランク牛をA4ランク牛の値段で販売するセール」をやっていたが、それに限らず、とにかくいい。
たとえば、みんな大好き「カツどん弁当」で、うちの近所の他のスーパーと比較しよう。
イオンやヨーカドー系の食品売り場だと、だいたい599円、タイムセールで499円、というところだ。もう百円ばかし安かったような気もする。
某電鉄系スーパーなら、タイムセールで368円だ。
OKはなんと、平常価格で299円だ。
量はどこもだいたい同じだ。
見た目はイオン・ヨーカドーの方が卵の量が若干多く、その分見栄えする。
ところが肉の質だ。
電鉄系は、ほぼほぼ代替肉だ。
おっと、ここで解説しよう。
最近、「植物性代替肉」がヘルシーフードとして注目を浴びている。
植物性原材料を、肉そっくりの食感に仕上げたというものだ。
最新科学が生み出した高級食材のように思えるが、実は昔から肉のかさ増し材として使われてきた食材だ。
肉に混ぜて成型して使う。混ぜる量が多いほど、食感が落ちるが、値段は安く上がる。
原材料表示に「大豆」とか「植物性蛋白」とか「粒状蛋白」とか書いてあったら、それだ。
というか、誰だって感じているはずだ。とんかつ屋で食べるカツどんと、スーパーのカツどん弁当、肉の食感があまりに違いすぎるということを。
さてまあ、電鉄系の368円カツどんは、もう、どっちが「混ぜ物」なのかわからないレベルで代替肉が混ぜ込んである(と僕は感じた)。
イオンやヨーカドーは、まあそれなりに「本物の肉」の感じがしなくもない。
ところがOKは結構なレベルで「本物の肉」感がある。
本当に、299円とは思えない質だと思う。
かつ丼以外に、握りずしパックで見ても圧倒的なクオリティだと思う。
安かろう悪かろうではない。
例えば普通のスーパーではまずない、無塩せきハム(発色剤無添加のハム)も売っている。
しかも安い。