会社夫が育児妻に対して言う「週末ぐらい息抜きしてきなよ」。
あれってどうなのか。
まず、夫の方。やってみりゃわかるけど、大変でしょう。
夫の平日の育児参加は家庭によって様々だけど、全くノータッチの夫だって、会社でくたくたに働かされているわけです。
私も独身の頃は、土日はフルに趣味やら外出やら、だらだらすごすやら、たまに持ち帰り仕事があったりもしたけれど、そんなこんなでまあ何とか、心のバランスは取れていた。
しかしここにまる1日、ワンオペ育児が入ってくる。
事実上の週休1日制。
これはちょっと、精神的にキツイと思う。
しかし「何週間かに1回ぐらい」で気まぐれにやるのでは、逆に妻の息抜きとして効果のほどはどうなのか。
会社も同じだと思うけど、休暇っていうのは定期的、あるいはめどがつく形で取れるからリフレッシュになる。
それを励みにしてがんばれる。
なんだか良くわかんないけど、たまに不意打ちのようにやってくる休みっていうのは、それほどありがたみはない。
と思うんですよ。無いよりはいいけれど。
しかも、これまた良くいわれるけど、子守の大変さは、特に朝と夜。
日々痛感しているけど、昼間は昼ご飯とおやつを子供の口にねじ込んで、ベビーカーに乗せて散歩しながらオーケーやイオンをぶらぶらして、公園でデリとかパン食って、帰宅したら昼寝させてちょろっと遊んで、そんな感じでだいたい片づく(超乱暴理論)。
でも、うんちも風呂も寝付かせも、面倒なことはだいたい朝と夜。
育児妻が、昼間だけ自由時間をもらっても、だんなが朝と夜もきちんとやってくれない限り、そんなに負担減にはならないんじゃないでしょうか。
しかもこれまた女性の考えていることは良くわかんないんだけど、共働きで育児も分担の我が家では、僕は遠慮無く土日のどちらか、一人でお出かけしたりする。
いつもじゃないけどさ。
でも奥さんに、ユーも行っちゃいなYO!と呼びかけても、「ううん、いい」という。
遠慮すんなよ、と言っても、「子供を見てる方が楽しい」という。
まあ、そういう反応も、人それぞれなんでしょうけれど。
要するに、良くわかんない。