Bunbunのブログ -20ページ目

Bunbunのブログ

ブログの説明を入力します。

 

日本百名山は深谷久弥氏が自ら登った山で、品格・個性・歴史を選定基準にしている。ただ、登山愛好家の誰しもカムイエクウチカウシ山が、日本百名山に入っていないのを不思議に思っている。登山家の間では、“カムエク”と言われる。下図の真ん中に見える山がカムエクで、私が1999年11月11日、十勝幌尻岳(1,846M)の頂上から撮った写真である。

カムエクは、北海道日高山脈に属するで、名称はアイヌ語の「熊の転げ落ちる山」に由来する。幌尻岳に次ぐ日高山脈で第二の高峰であり、標高1,979mである。日高山脈は、2024年に日高十勝国立公園化される予定であるが、その中にある山である。 

アイヌ語の名称の通り急峻な山であり、日高山脈の高峰に特徴的なカールが見られ、この山に登るための整備された一般登山道はない。標識があるわけではないので、ルートファインディング能力が不可欠。難度の高い滝の登攀はないが、へつりや徒渉箇所があり、水温、水量、流れの速さを考えると、沢歩きの総合的な力は、中級以上あった方が良いそうだ。

ところで、1965年(昭和40年)3月14日未明、日高山脈縦走中の北大山岳部の登山隊6人が十ノ沢での露営中に大規模な雪崩に巻き込まれ、全員が死亡する事件が発生した。6人は決して危険な場所に雪洞を掘っていたわけではなかったが、国内最大級の雪崩に巻き込まれたのである。

初期捜索は困難を極め、雪融けを待って再開された捜索でようやく全員の遺体を発見、奇跡的に即死を免れていたリーダー澤田義一が4日間にわたった雪の中で地図の裏にしたためた遺書がポケットから発見され、大きな話題を呼んだのを覚えている。なお、十ノ沢近くには、今でもダビに付した多くの登山家の骨があるそうである。

国内にある日本百名山を23座登ったが、カールがきれいに見える山はそんなに多くはなく、十勝からは各所で見ることが出来るので、本州の登山家は是非とも来てほしい。

「十勝の活性化を考える会」会員

 

先日、アルバイトで豚丼屋の自動車誘導係をしていたら、札幌ナンバーのマレーシア人がいろいろと質問してきた。簡単な英語で答えたところ、運転手に通じたらしい。私はほとんど英語を話したことはないが、英語は世界共通語だから少しは役に立ったらしい。

ところで先日、地元新聞の編集余禄を読んでいたら、“いつかのために”と題して、元帯広図書館の館長が、「人生に無駄なことなんてないと思っている。どんな経験でもいつか役に立つ。『それはいつ?』」なんて気にすることはない」と書いていた。

私もそのとおりだと思っている。人生にとってすぐに役に立つことはあまりないが、果報は寝て待てといわれるように幸運が必ずやってくるのである。今回の英語スピーチのケースも、その一つと言えよう。

確かに私たちは、自分が持っている技量や才能を活かしたいと誰しも思っているが、私のような中途身体障害者が活かせる能力にもおのずと限界があるのは事実である。 しかし、経験したことやこれから経験することで、残りの人生を味わい深いものにしてくれるのは確かである。だから、現場に赴き、現物をとって、現実を知ることが大切だと思っている。

何でも、経験して初めて分かることが多い。百聞は一見に如かずと言われるゆえんだろう。経験することで、違う世界を見ることができる。そして、見たことによって自分の考えが変わってくるのである。例えば、戦場に身を置くことにより命の大切さを知るであろうし、平和の尊さや戦争の悲惨さを一層知るであろう。だから、一刻も早くウクライナ戦争は終了しなければいけないのである。

話は変わるが、宇宙航空研究機構(JAXA)の「H3」号の打ち上げが失敗した。約2,800億円が泡となって消えたそうである。民間であれば、厳しい経営環境にあるので即時倒産であろう。JAXAの人には申し訳ないが、国がやっているから失敗できたのだろう。それが、官と民との違いである。

私の生まれた十勝の大樹町には民間ロケット基地があり、いま各方面から注目を浴びている。雑草のごとく打たれ強い人たちが、いつかのために採算重視で民間ロケットを打ち上げ続けているからである。

「十勝の活性化を考える会」会員

 

国立人口問題研究所の統計では、今後の20年間で約2割の人口減少が予想され、2059年(36年後)には、1億人割れが予想されている。十勝でも、2045年に7万人減少して約27万人の人口が見込まれているので、各企業の売上減少も必至であろう。

大手企業シャープ㈱の外国企業への身売りを考えると、大手企業も大変であることは言うまでもない。ましてや、中小・零細企業は政府からの賃上げ要請もあり、従わざるを得ない企業も多いのが実情だろう。 政府の方針を受けて、賃金4割アップの上場企業もあったが、それをできるのは一部の企業であろう。

しかし、日本の99.7%を占めているといわれる中小企業が賃上げしなければ、ますます世界から遅れをとっていく日本だろう。それでは、何をすべきだろうか?

私は、中小企業同友会が進めるSWOT分析が、経営改善にとって有効だと思っている。SWOT分析とは、経営戦略等を検討するための分析手法で、自社などの内部環境と外部環境におけるプラス面(強み、機会)とマイナス面(弱み、脅威)から分析し、強みを活用し、弱みを克服する戦術や対策を検討するものである。

SWOT分析の活用としては、計画の策定が考えられる。将来にわたる問題を捉えて、それに基づく戦略を立てて具体策を作るのである。これを考えるにあたっては、次の項目を押さえておく必要がある。

国内外の社会、経済動向

・市場や業界動向(需要と供給)、法律や規制

・ユーザーニーズ(嗜好)

・環境の変化 (例えば、東京圏一極集中の解消など)

・環境変化に対する他地域、他国の動きなど (COP21

以上で分かるように、全ての項目がお互いに関連していることで、これを踏まえて具体策を策定していこう。SWOT分析は、十勝の活性化を考えるうえでもヒントになるので、以下のとおり考えてみた。

<強み>

主要産業である農、畜産業の競争力

・国内食料自給率薬40%弱に対し十勝は1,000%超

・「十勝ブランド」の確立、乳製品(チーズ・バターなど)や豚丼等の知名度

・豊かな自然

・豊富な温泉

・開拓者精神

<弱み>

農畜産業分野での後継者不足、離農が多いこと

・人手不足の深刻化

・若者を引き付ける産業が少ないこと

・JRやバス等の公共交通網が不十分

・冬期期間が長い

・農薬などによる土壌汚染

 

<機会>(追い風)

農畜業が見直されていること

・外国人観光客の増加

・連続テレビ小説なつぞらの舞台などにより、な観光客が絶えないこと

・東京一極集中の是正

・リモートワークの進展で十勝への移住者が多い

<脅威>

道内の札幌圏への一極集中

・円安による飼料・肥料の値上がり

・TPP11

独断の思いつきで羅列してみたが、大切なことは将来に向けて社員一人ひとりが知恵を出し合い、具体的な手段を検討し実行に移すこと、すなわち、plan・do・check・actionを限りなく実行していくことである。

「十勝の活性化を考える会」会員