前回交差点でエンジンストールしたのはコンデンサの劣化。

そう！間違いない！！←もはや妄信レベルw

ストックしてあったトヨタ純正デンソー製のコンデンサとサイズを比べると、既存の無印コンデンサは二回りほど小さい。

この大きさの違い＆無印品であること自体がコンデンサが犯人だと疑うにじゅうぶんな根拠なのじゃ

さあやるぞー！と、気合を入れて、、、キャプテンチェアがメンテに気合が入っていないことを物語ってますなw

前日のロングラン飲み過ぎが老体に、、、

のんびりやっていると、雨がー

天気予報は夜中からだったでしょー

バラした部品もそのままに、緊急避難で店じまいをしたのが4/21の日曜日のこと、、、

しばらく放置が続き、GW前までには対策を終わらせたいと作業再開の木曜日。

ポイントの絶縁チェック（静的確認と動的確認）などの基本確認をひと通りしながら、遮熱板どうしようかとか、PC部品の小型ヒートシンク付けてみようかとか、ムツムツ考えちゅう。

5周ほど考えを巡らせて、最小限の対策で様子を見ることに決定。

どこかで見たことがあるステンレス板の端材で小さめの遮熱板を作成することにした。

決して作るのが面倒くさくなったわけではない

遮熱板には断熱テープを貼り付けて、異種金属で錆ないように（というより断熱のため）ナイロンワッシャーを挟んで新しいコンデンサと共締め。

ついでにハイテンションコードに巻かれていたコンデンサ向けのケーブルは電磁コイル化しそうだったので、ブローバイホースにハイテンコードと共に這わせる方法で取り回しを変えてすっきりさせてみる。

あわせて密かに気に食わなかったコンデンサ向け延長コードのデスビ側の取り付けを手直し。

平ワッシャーと丸端子が大きくて、根元側の取り付けナットにスパナがかけられないのよ。

なのでコードの取り外しとか、ポイント交換の時にナットを緩めるのが面倒くさい。

丸端子を削る。

もともと付いていたものと違う薄くて大きめの平ワッシャーを削る。

スプリングワッシャーは径が小さいのでそのまま放置でOK。

これで汎用厚サイズのスパナで対応可能となって満足

薄いスパナ用意しろ、、、

板スパナの8mmがどっか行っちゃって、7mmの次が10mmしかないの！

さて、遮熱板の効果はいかほど？

とりあえず参考までに5分ほど暖機したあと測定。

遮熱板の温度は結構高めにでたなぁ。

バラつきはあれど80〜95℃は確実にある。

コンデンサの温度は35〜50℃前後で安定。

温度計の精度の問題はあるのでなんともいえないけれど、とりあえずはかなり効果が期待できそう、、、かも

実際の走行時にはもっと熱々なんでしょうね。

ついで作業で前回気がついてしまったチョークバルブレバーのスリーブ脱走の対策も実施。

はい、やっつけ仕事です。

Blogを書きながら、熱収縮チューブを使って抜け止め作れば良かったな、、、と思ったり思わなかったり

チョーク使う時にスムーズに動作してくれて、外れなきゃいいんですよ。

それにこのワイヤーなら柔らかいので、もし間違って外れてしまって吸い込まれても、たいして問題にならないでしょう。

知らんけど

ついでのついで作業でプラグもチェック。

だんだん作業を切り上げられなくなって脱線してくるのがオイラの悪い所だな

元々薄めのCARBセッティングなので多少のデポジットはあるけれど、電極が丸まったりはしていないし、ガイシにコロナ痕あれど放電痕は無いので、ワイヤブラシで掃除して再使用。

いつも判断基準にしている買った時に付いていた焼けぎみの6番（写真左側）との比較。

空冷CARB車だからなぁ、やっぱりこのまま7番がいいかな、、、ストックの8番の出番は永遠に来ないのか！？

脱線作業も、それなりの収穫はあった。

昔、回収に失敗し奈落の底へコロコロコロリンと落としてしまった2番側のプラグコネクタの襟巻きカバーが、冷却ファンの力によりプラグホールの位置まで這い上がってきたので久々にご対面

ゆるゆるですぐにすっぽ抜けてしまっていたやつが長年のモグラ生活で鍛えられ、カッチカッチに硬化してやがった。

崩壊しないようにプラグキャップに戻すのは、、、なにも考えずに力技で

まぁ全くファンカバーの隙間を塞いでくれないのであまり付いている意味がないんだけれどねw

久々にプラグを外したので、圧縮圧力も計測してみた。

これ、取り付ける時にプラグホールを壊しそうでポルコで使うのを躊躇していたのよね。

たしか10年近く前に買ったものなので、シールが古くなって壊れているかもw

1番側。

2番側。

どちらも見事に同一の約1000kpaでした。

冷間時かつアクセル全開じゃないので、この数字が良いのか悪いのかはわかんねーずら。

まぁ気温（湿度や気圧も？）にも左右されるはずなので、コンディションの目安ということで。

相変わらずメンテナンスが脱線しまくりでしたが、念には念を入れて点火タイミングのとり直し。

前回確認した時は大体の見た目で判断していたので、マーキングをしっかり目立つようにやり直ししてもう少し突き詰めてみる。

あらま、少々点火タイミングが遅いかも。

車検後に、エンジンが温まってからもCARBからのクシャミが多発してるなと気になっていたのだけれど、車検整備のポイント交換＆調整でそもそものタイミングが遅角気味にされちゃってたのね。

そこへコンデンサの調子が悪いことが相まって、悪条件（例えば高温高負荷が続いたあとなど）になるとポイントの接点開放で電気のキレが悪く（アーク放電が長く続く）なって、プラグへ回る電気のタイミングがエンストするぐらい遅れちゃってたってことかな？

燃料フィルタ交換に意識を持っていかれ過ぎていて、クシャミの原因は燃料が薄いのかなと思ってた

因みにコンデンサの調子が悪いっていうのは、容量なのかレスポンスなのか、何をもってして壊れていると判断するのかわからんw

ならばと、どれぐらい遅角に耐えられるのか確認してみたくなってきた。

一応基準の位置を適当に印を付けて目安とする。

見るからに雑な性格が出ているところは目を瞑っていただきたい

点火タイミングを少し多めに遅角側にして見た。

が、あっさりとエンジンすらかからなくなった。

因みに元々のマーキングと目視で0.2mmほどのズレまで戻してようやく少しかかりの悪いエンジンレベルに復活した。

進角側も試してみる。

てか、かなり進角させてみてもすんごい調子がいいし、アイドリング調整して回転を落としてもクシャミすることが無くなった。

その昔学生時代に教えてもらった調整の仕方からすると、アイドリングが高くなる位置でOKだったはず。

あれ？そこから少しだけ戻すんだっけか？35年以上も前の記憶だから怪しいw

余談ですが2stは高回転側では、ある回転から進角ではなくて遅角させるはずだったような、、、これまた記憶が怪しいﾖｹｲﾅﾊﾅｼw

が、ノックセンサー付いているFI車じゃないんだから燃料リッチで圧縮が低いなかでも進角を許容しているだけなのかもしれないので、やり過ぎのチャレンジャー精神はこの辺りにしておこうかと。

このままだと、実走行で負荷をかけてガバナー進角した時にピストンに穴を空けたり、コンロッド曲げちゃったりしそうで怖いし

ということで、通常の点火タイミングに合わせる。

とはいえ印を見る角度によって合わせ方が微妙なので、どうしてもおおよそになっちゃうw

工業製品だから誤差OKでしょ！

デスビは基準線より目視0.3mmほど進角側へ動かした所で固定となり、ガバナー進角の動作も「更に進角してるね♪」を確認して終了。

えっ？いい加減だって？

考えるな、感じろ！な車ですからｲﾐﾌﾒｲ､､､

たまにクシャミするけれど、これはいつもの頻度に戻った。

これならばエンジンが温まればクシャミも止まるでしょう。

止まらなければ温間時にパークリ吹いて二次エアチェックしてみますよ。

これで気持ちよくGWに突入できるぞ！

と、思っていたのも束の間で、気がつけば筆の遅さで既にGW前半が終了じゃー

GW前半唯一のお遊びは、、、

人様のところまでしゃしゃり出て、青空メンテナンスのお手伝い。

仲間が集まってあれやこれやメンテするのはとても楽しい

百戦錬磨の大先輩の中ではオイラは全く役に立たなかったけれど

んで成果を「感じる」ためにポルコの実走はしたのかな？

気が済んだので作業後1mmも動かさずに車庫で熟成中でーす

GWへ突入！