「スマート農業」はAIやIoTなどのIT技術を活用して行う農業のことだ。

農業に携わっている人たちは高齢化が進み、農家を継ぐ若者の人口も少ない。人手不足が深刻な農家がIT技術を活用すれば、作業を効率化し、農業を続けていくことができる。IT技術によって、収穫量を向上させることも可能だから、食料自給率をアップさせるのにも役立つのだ。

IoTは、ドローンとビッグデータに並んで、農業で活用されているIT技術の1つだ。
IoTエンジニアの力を借りれば、農家の人たちは、労働力を有効に使うことができる。たとえば、ビニールハウス内の温度を確認したい場合、ビニールハウスまで行かなくても、手元のスマートフォンで確認することができる。
農業機械にセンサーを取り付けて、作物の状態や機械の不具合に関する情報を送ることも可能だ。
実際に、IoT技術によって、離れたところからでも、水田の給排水をコントロールするのが可能になっている。
予め水位を設定しておけば、自動で給水が中止されるため、水の節約にもつながっている。度々、水田まで行く必要がないから、労働力もかなり節約できているのだ。

スマート農業には政府も積極的で、農業においても、データ収集や蓄積データの分析、予測データに基づいた分析をIoTやロボット技術により実現したいと考えている。
2019年には、「スマート農業加速化実証プロジェクト」が始まり、2025年までに、ほぼすべての農家でデータを活用した農業を行えるようにという目標を設定している。

こうした進展により、IoTエンジニアの活躍の可能性は益々高まっているのだ。

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