懐かしの山旅「剱岳」
ここは剱岳のカニノタテバイばいと呼ばれる登りコースの難所の一つ、
写真の女性はこのとき73歳、なんのサポートもなく登っています。
足をちゃんと乗せて手を離さなければ落ちません。
帰ってきてから息子さんに「おふくろ、いいかげんにしてくれよ」と言われたらしいです
剱岳頂上はこんな感じです・・・
頂上から見下ろすと下に山小屋(剣山荘)が見えます。
ビロードのような草地と低木の這う山肌は他の山では見られない眺めだと思います。
山小屋から頂上を往復するとおおよそ5時間かかりますが、
この時間で名峰の頂上が踏めるのはお得感あると思います
室堂は奥に見える稜線の裏側に存在します。
カニノヨコバイといわれる下りコースにある難所ですが、
最後の一歩が短足にはちょいとスリリング
ここも足をしっかり乗せて手を離さなければ落ちません。
阿曽原温泉、剱岳の・・・室堂から見た裏の方に存在しています。
山小屋の下の方で自噴している温泉は混浴です。
脱衣場もありません。
離れたところからも見えるといえば見えます。
幸いにというか、やっぱりというか誰も寄り付きませんでした・・・
水量が多いと通過できません。
阿曽原温泉までは大変な悪路でした。
たぶん積雪と雪解けを繰り返して登山道が安定した状態で存在しにくいのではないかと・・・
ある意味剱岳より体力要りました
水平道と呼ばれている岩をくりぬいた道。
黒部ダムや発電所の作業道路として開拓された歴史があるそうで、滑落事故もまれにあるとか・・・
狭さと高度感が強いられますが、ここを歩かないと帰れません
普通に歩いて三時間、精神的にドッと疲れます
友人は一番前、私が最後に歩きました。
他のルートで最終的にまたここを歩くコースがあるのですが、
それっきり「行こうか」の誘いがありませんでした