「下栗の里」に行ってきましたルンルン

下栗の里は、南アルプスを望む飯田市上村の東面傾斜面にある標高800m~1,000mの地区です。最大傾斜38度の傾斜面に点在する耕地や家屋は、遠山郷を代表する景観を作りあげています。平成21年には「にほんの里100選」にも選ばれました。

景観の美しさ、自然と暮らしの調和、こうした姿がオーストリア・チロル地方に似ていることから、東京学芸大学名誉教授で地理学者の市川健夫氏は下栗を「日本のチロル」と命名しました。(説明文はお借りしました)


何年も前に「日本の絶景」という写真雑誌を買って見ていました。
夫が定年退職後に一つづつ訪れてみたいと考えていましたが、再就職したのでなかなか難しく、ようやく訪れることができました。

昨日は下栗の里の一番上にある宿に泊まり、地元でとれた材料のご馳走をいただきました。
コンニャクや豆腐は手作り、ジャガイモは傾斜した畑で育ったそうです。
一つ一つ、味わいながらいただきましたニコニコ





宿の方は地元の方でいろんな昔話をしてくれました。
子供の頃は提灯を持って夜明けとともに学校に向かうとか、畑は傾斜がきつくてすべて人力で耕している。水道は平成になってから引かれたなど、他にもたくさん驚くようなお話しでしたが、いつの時代かと思うような内容でした。
住んでいる人も減少の一途らしいです。

美しいというか、心打つ眺めに感動しました。
5月下旬には新緑が美しい時期になるそうです。
またいつか訪れようと思いますバイバイ