高い山のお花畑は場所によって花の種類は違いますが足をとめて見ないではいられません。
このお花畑は双六岳から槍ヶ岳周辺でりました。8月7日の日付です。
ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)
亜高山から高山帯の雪田周辺の草地や砂礫に生え、金色の大きな群落をつくる。花は直径2センチほどの黄色い5弁花で表面には艶がある。
すれ違った大柄な外国の男性2名、流暢な日本語で「この花は私の国ではバターカップと呼びます」
と説明してくれました。ニュージーランド(だったかな?)で山岳ガイドをしているとか・・・
ハクサンイチゲ
高山の日当たりのいい草原で見かける高山植物で、大群落をつくり草丈は15センチに伸びて、花茎の先に花3センチほどの白い花が咲きます。花びらに見えるのはガク片です。茎途中にの襟巻のように葉が付きそこから数本の白い花が咲く。
大群落ですね、真っ白な花でお花畑の主役級といってもいいくらいです
群落だけでなく岩場にポツンと咲いていることもあります。
夏山でよく見られる花の一つですが、個人的には高山植物で好きな花のベストスリーに入れたいです。
チングルマ
チングルマは主に東日本の高山の雪渓周辺の草地や砂礫に生え、花茎の先に3センチほどの白い花を1つ咲かせる可愛らしい花です。
こちらもよく見られる花ですが、真っ白というよりやや黄みががっています。
草花ではなく「木」です。
以前「爪楊枝の太さになるには7年かかるそうですから、皆さん踏まないでくださいね」と、言われたことがあります。
そう言われてみるとなぜか水分の多めな砂礫の端の方に群れで咲いていて、(このあたりで休もうか・・・)と思うところに存在しています。
咲き終わると綿毛?が風車のようでそれも綺麗です。
飛騨の名峰、「笠ヶ岳」は真ん中の山です。笠の感じがまだ足りない位置ですがそれはまた・・・