コバイケイソウ
「山地草本の中では大型で、高さは1mほどになる。6月から8月に穂の先に白い花をつける。花茎の先端部は両性花、横に伸びる花は雄花である。群生することが多く、初夏の山を代表する花の一つ。光沢があり、硬く葉脈がはっきりとした長楕円形の葉が互生する。
有毒であり、全草にプロトベラトリン等のアルカロイド系の毒成分を持つ。誤食すると嘔吐や痙攣を起こし、血管拡張から血圧降下を経て、重篤な場合死に至る。若芽は山菜のオオバギボウシやノカンゾウの若芽に似ており、誤食による食中毒が毎年のように発生しているため注意が必要[1] 。
夏の山ではよく見られる花で、大きくて目立ちます。
でも(あ~、山に来た)と嬉しくなります。
場所にもよりますが8月も後半になると全体が褐色に変化しはじめるころ山の秋を感じます。
今年は引き続きの移動自粛も呼びかけられていたり、登山地域の制限もあるらしく高山植物との出会いも厳しいかも入れませんね。
コバイケイソウ・この写真はある年の7月25日の日付になっています。
新穂高温泉からの一つのルート上にある山小屋、鏡平山荘付近で撮りました。
あいにくの曇り空で池に映る槍ヶ岳が見えませんがコバイケイソウは最高の状態に咲いていると思います。
みなさま、毒草ですよ