写真の日付は8月4日、北アルプスの燕岳(ツバクロダケ)付近で撮りました。
花崗岩の砂礫が広がる稜線上に咲いています。
人気の山で、コマクサの咲く稜線上いたるとこにロープが張られていますが離れてポツンもあるので保護する範囲はキリがない感じです。
山の上でも個々にモラルが求められているのです。
この山に限らずいろんな山に咲いていましたが、
八ヶ岳の硫黄岳や岩手山は花の数が多いと感じました。
コマクサ(駒草、学名:Dicentra peregrina)はケマンソウ亜科コマクサ属の多年草の高山植物。 美しい花と、常に砂礫が動き、他の植物が生育できないような厳しい環境に生育することから「高山植物の女王」と呼ばれている。和名はその花の形が馬(駒)の顔に似ていることに由来する。学名の種小名「peregrina」は、「外来の」を意味する。命名者Makinoは、日本の植物学者の牧野富太郎である。別名が「カラフトコマクサ(樺太駒草)」。英名は存在しない。花言葉は、「高嶺の花」・「誇り」・「気高い心」・「貴重品」。
空と奇岩を撮りましたが、偶然砂礫の中にピンクのコマクサが点在して写っていました。わかりますか?
燕岳山頂は左側のとんがり山。
私のテントは・・・奥の方の置いたザックが黒く見える鮮やかなオレンジ色。
正確には簡易テント(ツエルト)です。
上高地から入り、蝶が岳から燕岳、一人旅だったので軽量化につとめて準備しました。
ツェルトは2~3人用、本体340グラム、ストック2本を柱にして立てるのですが・・・あんまり軽量化に徹してしてしまって、途中で食べるものが無くなってしまい、痩せる思い(だけ)をしたというお粗末なお話です
ここから中房温泉まで下りる登山道は合戦尾根という日本三大急登といわれています。
むかし子供たちと登りました。
北アルプスのハイライトが見渡せる位置にあります。
このあたりお腹ぺこぺこ状態・・・