俳優の今田美桜が主演を務める、2025年度前期の連続テレビ小説『あんぱん』の第5次キャストが1日に発表された。公式サイトでは、今回発表された【柳井家の人々】6人の相関図が公開された
中園ミホ氏が手掛ける『あんぱん』は、アンパンマンを生み出したやなせたかしと小松暢の夫婦をモデルに描く。生きる意味も失っていた苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかったヒロイン・朝田のぶと柳井嵩の人生。何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現したアンパンマンにたどり着くまでを道のりを通じて、生きる喜びが全身から湧いてくるような愛と勇気の物語を届ける
今回発表されたのは、今田が演じる主人公・朝田のぶと、北村匠海演じる柳井嵩に大きく関わる【柳井家の人々】。俳優の二宮和也、松嶋菜々子、中沢元紀、瞳水ひまり、戸田菜穂、竹野内豊の役柄がそれぞれ明かされた
松嶋は嵩の母・柳井登美子（やない・とみこ）を演じる。文化的な教養が豊かであり、美しく勝ち気で利発な嵩の母。嵩が幼い頃に夫の清を亡くす
朝ドラ初出演ととなる二宮が演じるのは嵩の父・柳井清（やない・きよし）。出版社を経て新聞社での海外赴任時代に病死。文学や絵に造詣が深い、嵩が大好きな父。清は既に他界しているところから物語は始まる
中沢は嵩の弟・柳井千尋（やない・ちひろ）を演じる。幼少期は体が弱く、兄の陰に隠れるような弟だったが、大きくなるにつれ、家族思いで優しく、文武両道の青年となる。瞳水は柳井家の女中・宇戸しん（うと・しん）。高知で柳井診療所を営む柳井家を献身的に支える。柳井家の面々からも慕われている
戸田は嵩の伯母・柳井千代子（やない・ちよこ）を演じる。厳しさと優しさを持ち合わせた女性。夫の寛とともに、おいっ子の嵩と千尋を預かることになる。竹野内は嵩の伯父 ／ 柳井寛（やない・ひろし）。柳井診療所の院長をつとめる町医者。嵩や千尋にとっての育ての父で、どんな時も二人を励まし続け、生きる道しるべを示す