『忍たま乱太郎』の劇場版 | シオンのブログ

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なにわ男子がアニメ映画『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』(1220日公開)の主題歌を担当し、メンバーから大西流星(22)と藤原丈一郎(28)がゲスト声優として出演することが発表された




『忍たま乱太郎』は、尼子騒兵衛氏の『落第忍者乱太郎』(朝日新聞出版刊)を原作に、1993年からNHKで放送中の大人気アニメシリーズ。映画ではなにわ男子の主題歌だけではなく、テレビ版のテーマソングでもある『勇気100%』のなにわ男子バージョンも流れるということだ




GENJIの『勇気100%』は『忍たま乱太郎』の開始当初から現在まで旧ジャニーズタレントがカバーし、主題歌として歌い継がれている伝統ある楽曲。藤原は《(勇気100%は)グループを結成してからのひとつの目標でもあった》とコメントしている




今回の映画『最強の軍師』はテレビ版とは異なるシリアスな作風で、さらに圧倒的な女性人気を誇るキャラクター・土井先生ときり丸の関係にフォーカスした内容でもあるため、初報の時点でかなり注目を集めていました




『忍たま乱太郎』は明るい子ども向けアニメですが、徹底した時代考証のクオリティやイケメンキャラの多さなどから大人の女性ファンが非常に多く、原作者主催の懇談会や大人向けの舞台公演が開かれるほど




それだけに、映画『最強の軍師』は大人のファンにとっても関心事ですが、なにわ男子の起用が発表されたことで、おや?”“おかしくない!?”という声が多いんですよ




NHKは、239月に旧ジャニーズ事務所が正式に認めた創業者・ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題を非常に重く受け止めていて、旧ジャニーズタレントがメインの番組は今年4月の改編ですべて終了。レギュラーとして起用されていた番組からも降板した




410日にタレントのマネジメントがSTARTO ENTERTAINMENTの新体制に移行してからも、NHK旧ジャニーズNG”方針は一貫して変わっていない。724日の定例会見でも「従来の方針に変わりはない」と、あらためてSTARTO社タレントとの「新規契約はしない」方針に変更はないと明言し、徹底して「NG」の姿勢を示している




『忍たま乱太郎』は現在も、オープニング・エンディングともにジュニア(旧ジャニーズJr.)が担当しているが、これは加害問題発覚よりも前から使用されている楽曲で新規出演依頼ではない、という見解をNHK411日配信のWEB版『女性自身』の取材に回答している




しかし、ジャニー氏の加害問題から旧ジャニーズNG”の方針のなかで公開される映画『最強の軍師』で、なにわ男子が主題歌を担当し、メンバーをゲスト声優に起用したことに疑問の声が殺到




《忍たま乱太郎の映画は松竹だからいいのか...そうなったら後にあるであろう映画のテレビ放送はNHKさんどうするんですか?


《忍たま乱太郎ってNHKじゃないの?アニメなら声優しても主題歌を歌ってもいいの?それとも1年以上前から決まってたの?つい最近も、ジャニーズの起用はーって言ってなかった?


《忍たま乱太郎ってNHKでは?って思ったけど映画だと関係ないのかね》




映画『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』は複数の企業が出資する製作委員会方式で製作された作品であり、公式サイトには「劇場版忍たま乱太郎製作委員会」という記載もある。配給は、松竹が担当している




過去に『忍たま乱太郎』は、1996年と2011年にワーナーブラザーズ配給でアニメ映画が公開されています。その際は、NHKエンタープライズと電通の共同出資で設立された『総合ビジョン』が製作委員会や制作で参加し、クレジットされていました。同社は137月にNHKエンタープライズに吸収合併される形で解散していますが、『忍たま乱太郎』は現在もNHKで放送されているコンテンツですし、テレビ版では総合ビジョンの解散後、入れ替わる形でNHKエンタープライズが制作クレジットに掲載されています。それだけに、映画の配給元は松竹となっていても、映画『最強の軍師』にNHKが全く関与していないとは言えない気がしますが……




NHKが表明している旧ジャニーズNG”の方針と矛盾しているとも感じられるなにわ男子の起用――。弊サイトは映画『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』の配給会社である松竹に「映画『最強の軍師』にはNHKの方針は関係しないのか」、「製作委員会に過去の『総合ビジョン』のようなNHK関係の企業は参加しているのか」の2点を尋ねたが、期日までに回答はなかった




テレビ版とは全く別のテイストであることが強調されている『劇場版 忍たま乱太郎』だが、強い矛盾を感じる人は多い。公開までに、また多くの意見が出てくるのかもしれない