松村北斗、“朝ドラ”出演で“責任感” | シオンのブログ

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SixTONESの松村北斗(26)が2021年度後期連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(11月1日スタート)の合同取材会に出席。初の“朝ドラ”出演が決まったときの思いや、メンバーとのやり取りを明かしてくれた



本作は、連続テレビ小説『ちりとてちん』の藤本有紀氏が、ラジオ英語講座と、あんこと野球とジャズと時代劇を題材に書き下ろすオリジナルストーリー。”朝ドラ”史上初となる3人のヒロイン、安子(やすこ)・るい・ひなたが、母から娘へとバトンをつなぎ、戦前から戦後、そして令和までの物語を紡いでいく。安子役は上白石萌音、その娘・るい役を深津絵里、その娘・ひなた役を川栄李奈が演じる



松村が演じるのは、地元で有名な名家の御曹司・雉真稔(きじま・みのる)。家業である繊維業を海外に展開させることを志す大学生で、英語が堪能な好青年。稔との出会いが安子の運命を動かしていく、という役どころだ



稔という人物について松村は「ひとりの男として完成しかけている。大企業の長男として大成の道を歩き始めているように見える。でも、僕からすると人間的と言うか、パッと見はしっかりしているけど、内面はまだ成長しきれていない、完成しきっていないところがたくさんある。そこの危うさはあると思っていました」と年相応な面もあると分析する



安子を演じる上白石の印象を聞かれると「年齢不詳な感じがします(笑)。一貫した芯の強さ、太さみたいなものが主演たるゆえんと言いますか。作品の軸としてどっしりしている理由だと思います」という。続けて「穏やかそうに見えて、ものすごい肝の強さを感じます。心臓に毛が生えていると。その強さは共演してわかりました」と多くの作品で活躍する彼女の役者としての魅力を肌で感じとった



稔の弟・勇を演じる村上虹郎については「役では僕が長男で村上さんが次男。でも、村上さんは弟がいるとおっしゃっていて、僕自身は兄がいるので弟なんです。だから話し込むと立場が逆転して、弟が出てしまうと思って、逆に多くを語らずどっしりといようと思いました」と兄としての立場を大切にするようにした



“朝ドラ“への初出演は「”朝ドラ”でしか体験できないものがいっぱいある。これからもこの職業をやる上で、経験できたことはものすごい強みだと思います」と胸を張る。「歴史があり、格式の高さもあるし、1話をぎゅっと短くして毎日放送するのはここにしかない。1話1話に物語の展開があって、メッセージがこもっていて、濃密な台本を見て必死に理解して…。表現することはこんなに難しいんだなと思いましたね。(見る側は)“朝ドラ”の入り口はのほほんとしている感じがありますが、現場はそんなことはない。すごい世界」と高いレベルが求められていることも痛感する



“朝ドラ”を経験するということは「松村北斗個人で言うと、出られたこと、経験できたことがこの先に意味がある。もっと成長して帰ってきたいと思う場所」と、再び“朝ドラ”の現場に立つことを夢見る



「僕のことを知らずに初めて見てくださる方もいっぱいいる。その方たちにとって、僕はものすごい未熟で、未熟なりに何かを見出して、この作品を『いいな』と思っていただけたら、作品への恩を返せることになると思います。(松村を)応援しようと思っていただけたら、その気持ちへの感謝も生まれます。メンバーに対しても、何かを返せたかなという思いもわきます」と“朝ドラ”出演をきっかけに“松村北斗”を多くの人に知ってもらうことを期待する



「ファンの方の声で『これを通じて祖父母と同じ会話ができる』と言っている方もいらっしゃって。それにハッとしたというか、松村北斗を使って世代を超えて同じ話がされると思うと、責任感のようなそういう自覚が芽生えました」