FXはやっていませんが、

ドル円レートは頻繁にチェックし

大きな変動があった時は理由が気になります。

 

先月160円にまで暴落した円!

 

 

その後、

連休を挟んで、

財務省の介入があったようですが、

介入する際には、

投入資金を何分割して、

それを何回、どこで使うのか計画します。

 

それとともに重要なのが目標レート!

 

今回、三回に分けて介入したようですが、

15日の米CPIをめぐっては、

 

 

と、日経は財務省をべた褒めです。

 

しかし、そうなんだろうか?

という疑問があります。

 

確かに160円台突入か?

という水準から見れば、

7円の戻しは勝利ですが、

本当は150円を割りたかったと思います。

 

というのも、

現在、明らかに

投機筋が過去最高レヴェルで活動し、

円売りポジションが積み上がり過ぎのため。

 

彼らにとっては150円だろうが、

160円だろうが、

儲かるので、

円安傾向に歯止めがかからない限り、

売りつけます。

 

今回の介入で、

ボラを高めたことで、

円売りポジションが下がった筈なので、

その点では確かに効果大でしたが、

投機筋はまだあきらめてない模様。

 

では、円安を止めるには、

何円が妥当なのか?

 

アナリストさんたちの話を総合すると、

やはり150円割れ、

終値で148円台に落としたかった、

ということです。

 

となると、現在、まだ5円以上のギャップがあります。

 

一方、日銀が金利上げればいいんだ!

という指摘はずっと出されています。

 

そもそも元凶は前総裁の政策なので、

当然といえば当然ですが、

それこそ株価や経済成長、インフレ率に直接影響を与えるので、

植田さんは慎重です。


そもそも、日本は、

金利は日銀、為替は財務省

と分かれています。

 

植田さんとしては、

為替のために金利を上げるというは、

本来、所轄が違うので悩ましいところでしょう。

 

しかし、

同じ役所がコントロールしている国は少なくありません。

となると、最終的には誰の責任??


トヨタは想定レートを145円にしたそうです。

 

今後の株価の動きにも影響を与えるので、

目が離せません。