イスラエルの地上戦を目前として、

日経平均は大引けにかけて

一時700円を超える酷いサゲ。

終値は31,659円でした。

 

(一つを除いて下落)

 

自分株は今月上旬の酷い含み損に

戻ってしましました。

これで余力も大幅に減ることでしょう。

 

理由は、週末に掛けてレポートしたように、

10日前に起きたハマスによる

大規模な戦闘行為へのイスラエルの対抗措置。

 

イスラエルは大規模な地上戦を行う準備をしており、

目標は地下トンネルに潜むハマスの殲滅。

ガザ地区北部だけで200キロ以上もの

トンネルがあるということで、

その地上に住む一般住民の避難を促しています。

日本時間で昨晩の、

移動延長措置期限も過ぎていますが、

現時点では地上戦は始まっていません。

 

とはいえ昨日は、

ガザの国境付近で、

銃撃戦を含む局地戦闘が展開されていました。

 

前回のハマス攻撃のための住民移動では、

一週間後に戦闘開始。

その後、三週間ほどで作戦終了。

 

同じスケジュール感だと

最短でもこれから一か月程度は見ておく必要があるかと。

 

それにしても、今日の酷いサゲ…

第四次中東戦争の再来を心配して、とのことですが、

当時は第一次オイルショックを引き起こしたことで、

世界がインフレ不況に陥り、

特に米国、英国は産業の構造転換につながりました。

同じことを想定すると、

今あるポジションを一度精算、という考えの投資家もいるかも知れません。

 

しかし、当時とはエネルギー需要の構造が異なっており、

またちょうど産油国が減産していることもあり、

少なくとも石油不足の心配はない、とのこと。

 

とはいえ、中東情勢に振り回される相場は続きそうです。