「その碑の人(幽霊)に、
あなたの(Mちゃんの前世の)名前を
聞いてみたら、
誰だかわかるんじゃないかな?」
「言ってもよいが、おなごとして生きるのなら
知らない方が良いのではないか?」
との返答があったと、Mちゃんが言った。
側近中の側近から、親しげに握手を求められるなんて、
Mちゃんの前世は、かなりの大物だったんだなあ。
実は、霊感のある人のホロスコープでは
省略したけど、過去世を見る60分割図では
家老クラスの偉い人って読めたんだよね。
霊能力を持ってたけど、現実的な能力が高かったので
使わなかったと。
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その晩の事。
めったに観ないテレビが点いていて、
『柘榴(ざくろ)坂の仇討』
という映画が始まった。
テレビに背を向けて片付けものをしてたから、
チラ見だった。時代劇か。
下級武士(中井貴一)だが、優秀さを買われて殿の護衛に任命。
大人物の殿に心酔して、「命に代えても」と誓う場面。
なんか既視感が‥ (´・ω・`)
小雪舞う中、狼藉ものを追いかけている間に
殿が襲われ、絶命。
桜田門外の変! ( ̄□ ̄;)!!
殿を守れなかった武士は切腹も許されず、
逃げた水戸藩士5人の首を持ってくるよう命令される。
また幕末かあ (@ ̄Д ̄@;)
シンクロしてるなあ。
探し続けて13年。時代は変わり明治に。
命令した藩は無くなり、明治政府は仇討を禁じた。
(それまでは許可制で、合法だった)
ザンギリ頭と洋装が行きかう中、武士の姿のまま
水戸藩士を探す主人公。
「もう時代は変わったのだから」
と、まわり中の人たちが彼を説得する。
彼の志(こころざし)は町中の評判になり、
かつて武士社会での偉い人に招かれる。そこでも、
「時代は変わった、あきらめろ。
自分の人生を生きよ」
彼は頑として聞き入れない。そして
「私は殿が好きだったから‥ 」
と、胸の内を吐露して泣き崩れる。
これは、Mちゃんの前世からの訴えだ。
みんながみんな、前世の彼の影響で
今世の彼女が幸せをつかめないと言う。
殿も同僚も私たちも。
生まれ変わってまで持ち越している、
彼の想いを少しでも顧みて欲しい‥
と、いうわけで
みつけたよ ( ̄▽ ̄) 前世の彼
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