※「新・BS日本のうた」放送まで勿論ネタバレ無しです。
どうぞご安心くださいませ。
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開演前、どうしようかとちょっと悩んだ出来事です。
私のお隣とそのまたお隣の席のご婦人が、
前のめりになって座っていらっしゃいました。
背もたれと身体の間にはバッグをふたつ置かれていました。
勿論悪気は全くなく
ただ前のめりNGであることをご存知でないだけなのは私にも分かりました。
身体に隠れて舞台が見えないなあ…さてどうしましょうと悩んで、
会館の職員さんに相談しました。
角が立つのもなんなので職員さんからお話ししてくださると助かるのですが、
とお願いしましたが、反応が極めて薄く…といいますか、予想外で。
もしも収録中も前のめりでしたらお話にいきますとのことでした。
うーん。
できれば避けたかったのですが、思いきって直接お願いしてみました。
背もたれにもたれて頂けると助かります、舞台が隠れてしまうので…、
ご気分を害されたら本当に申し訳ありません、
とお話ししたら分かってくださって、
あっほんとにそうね見えなくなりますものね、と快く対処してくださいました。
よかった…。
収録中も何かうふふな場面があるとこちらに笑顔を向けてくださったり、
並んで大泣きしてハンカチで顔をおさえたりして、
寛大に対応してくださってありがとうございましたと心から思いました。
その後ふわみりーさんの歌唱の最中に先程の職員さんが近づいてこられて、
大丈夫ですか?いつでも私から言いますからね!
と仰ったのには少々驚きましたが、
すごく使命感に溢れていたのが感じ取れました。
お気持ちありがとうございますと思いました。
もう自分でお話ししましたので大丈夫です、とお返事しました。