お昼ご飯を完食したら結構いい時間になりましたので、
しずしず1階に戻って、しずしず客席を歩いて席に着こうとしましたら。
先程楽屋口の前でお会いした方がお隣でした。
あらーお隣じゃないですかーなんてお話しして、
ハンカチや眼鏡を手元に用意して、携帯電話の電源を切って、
荷物の置場所を入念に決定して(♪荷物の置場所さーと心の中で歌う)、
係のおねえさんの注意事項トークを真剣に聞きます。
毎度書きますが、
私はCAさんと劇場スタッフさんのお話はちゃんと聞く派です。
折角お話ししてくださってるのに無視するのは心が痛みますし、
何事もはいはい知ってるとか分かってますからとか思わないほうがいいという持論。
大体そうやってちゃんと聞かないひとほどねえ、…まあいいや。
日常生活はしばし忘れよう。
1ベルが鳴って、
私の大好きな「ぶーぶーどんどん」が緞帳の向こうからもれきこえてきました。
バンドさんが音を出してみてるタイムです。
なんでこの音が好きなのかなあ。
ほんとにいらっしゃるんだ!うわー!!みたいなわくわく感と
音の心地良さの融合かなあ。
今回はすっぽんすっぽん!っていう音もきこえてきたのでちょっとびっくりして、
あの楽器の音かな、もう1回きこえないかなと思いましたが、
すっぽんすっぽんはそれきりでした。
「ぶーぶーどんどん」タイム、
今回は「ふぁーーーすっぽんすっぽん」タイムでしたが、
あのときはサブちゃんはじめ歌い手さんはまだ舞台にいらっしゃらないのでしょうか。
バンドさんは何分前に着席されるのか、
複数の楽器を演奏される方は全部試していらっしゃるのか等も気になりますし、
少し「ふぁーーー」って鳴らすだけではやっぱり心配だから
楽屋でいっぱい鳴らしておくのかなとか、
もし私が演奏するとしたら
持ち運びのできる楽器とそうでない楽器とどちらを選ぼうかとか、
ご飯はどれくらい召し上がっただろうかとか、
シャツやジャケットを皺にならないように運ぶのは気を遣うだろうなとか、
いろいろ考えているうちに2ベルが鳴りまして。
会場の明かりが落とされました。
ひーどきどきする…。