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絶対失敗しない!保育士が教える転職先の探し方

保育園って全国各地に4万か所以上も存在しているんです。その中から自分に合った保育園を探すのってとっても難しい!そこで自分自身の転職経験から、保育士の転職を成功させる為に外せないポイントについてお伝えします!保育士不足のチャンスを逃さず転職成功させましょう!

保育を取り巻く環境は激動の時代

先日、

社会福祉関連の知り合いから

誘われて・・・

 

ある大学でベーシックインカム等の

研究をされている教授の検討会に

参加してきました。

 

検討会といっても、

学生が主体のゼミの延長線上に

あるものでした。

 

若い世代の方や

全然違う職業の方と、

より良い社会の実現を

真剣に話合うという機会は・・・

 

自分も若い学生時代に戻った

ようでとてもワクワクしました。

 

そんな中、

私が保育士として働いている

という話になり・・・

 

待機児童問題や保育士不足

保育の規制緩和や労働改革など・・・

 

今は保育士を取り巻く環境が

激動の時代に突入していると

いうことが話題に上りました。

 

保活の裏側にあるもの

 

さらに、

数年前からニュース等でも

取り上げられている保活に

関しても・・・


どれだけ保育に欠ける環境で

子育てをしているかの点取り

競争ゲームと化している。

 

引っ越しをしたり離婚までして

保育園に入園させる保護者もいる。

 

そんな状態だから保育サービス

利用者側には入園する保育園を

選ぶことが難しい。

 

「・・・それにお母さんたちは

本当に子どもを保育園に

入れたいんでしょうかね?」

 

「は?」

保活の裏側にあるもの

この教授も社会福祉の専門家で
ありながら中高年男性にありがちな
子育ては専業主婦がすべき論を
お説教するんだろうか?
 

「それってどういう意味ですか??」

 
思わず身構えて
聞き返してしまったのですが・・・
 
「お母さんたちが一生懸命
保活して子どもを保育園に
入れるのはどうしてですか?」
 
「再就職や職場復帰するのに
子どもを人に預ける以外
現状選択肢がないからですよね?」
 
「つまり、働くために保育園に
入れるしか無いのであって・・・」
 
「保育園に入れたいと純粋に考えて
保活している保護者はほとんど
いないのではないでしょうか?」

社会の変化とともに・・・

「現在、テレワークや在宅勤務が
推進される中で・・・
 
共働きでも在宅勤務するのが
一般的な社会になったら、
現在の保育園という施設は
同じ形態で存続するでしょうか?」
 
もし、
保育園に子どもを預けなくても
両親が在宅で働き続けられる
働き方が一般的になったら?
 
どのくらいの割合の保護者が
乳児を保育園に預けるという
選択肢をとるでしょうか?」
 
 
「今衰退の一途をたどっている
教育施設的な幼稚園のほうが
ニーズとして大きくなる可能性も
あるかもしれません」
 
「あるいは保護者が
必要する施設や教室を
その都度選択して利用する
形態など・・・」
 
「社会情勢や働き方が変われば
保育も変わらざるを得ないのでは
ないかと思います。」
 
「学校や幼稚園・保育園は
社会適応・就労能力を
身に付けさせる施設ですが・・・
 
会社に毎日通わない働き方が
一般的になったら学校や保育園も
毎日通う施設ではなくなるかもしれませんね。
 
といのも今後は
集団生活を円滑にする能力よりも、
まずは自分一人でも業務を遂完する
能力の方が求められるからです。」
 
社会福祉の研究を行っている
教授の話は・・・
 
うーん。確かになるほど。。。
と思う部分もあり。。。
 
でも、イチ保育士としては
子どもは家庭だけじゃなく
社会でも育つ部分もあると
思うトコロもあり・・・
 
でもでも確かに、
幼稚園が主流派だった時代は
保活なんて考えられない話で
想像もつかなかった。
 
ひとつ気付かされたのは、
保育というのは時代とともに
変化してずっと同じ形態では
ないということです。
 
現状の形態にとらわれず、
より良い保育の形が実現して
ゆくことを願います。