こんばんは。ぶんです。
最終回の講義内容は4つ!
1.工業簿記の財務諸表
2.本社工場会計
3.直接原価計算
4.CVP分析
それでは工業簿記の財務諸表からみていきましょう。
やはりポイントは製造原価報告書の作成です。
上記のようにフォームが2パターンあります。
これをしっかり確認してください。
そして、仕掛品勘定との関係をおさえることです。
製造原価計算書は仕掛品勘定を財務諸表として表示したものです。
当期投入(生産量)=当期総製造費用
完成品量=当期製品製造原価
この用語も試験で問われることがありますから、覚えてください。
つまり「差異」が発生します。
その際の処理に気をつけてください。
製造原価計算書は予定配賦金額で記載します。
損益計算書は実際金額で記載します。
そのため上記プラスとマイナスの処理をしっかりと確認してください。
また、損益計算書では製造間接費配賦差異以外にも賃率差異なども合計し、原価差異として表示するケースがありますので注意しましょう。
問題集の基本16で確認するのがBESTです。
財務諸表の項目では下記問題を解答できます。
基本15、16
応用26、27
続いて
2.本社工場会計です。
上記黒い色の部分が本社側勘定であり、
ピンク色が工場側の勘定です。
本社側には工場(工場元帳)勘定
工場側には本社(本社元帳)勘定
があり、これらをしっかり覚えてください。
ただし、ブルーの製品勘定は本社側にある場合と工場側にある場合があります。
製品が完成し、その製品を工場で保管する場合=工場側の勘定
製品が完成すると同時に本社倉庫で保管する場合=本社側の勘定
必ず問題文に指示がありますので、確認をしてから問題を解くようにしてください。
基本17
応用49、50
を解答しましょう。
まずはここまで・・・