こんばんは。ぶんです。
今回は個別原価計算項目でした。
個別原価計算とは受注生産方式の生産形態に用いる計算方法です。
オーダースーツのように注文を受けてから作る形態!
注文を受けると「製造指図書」を発行します。P75
そして、「原価計算表」にて原価管理をしていきます。P75
まずはケース1-8のように製造間接費の配賦をしっかりと覚えてください。
配賦基準はP81参照です。
これは製造間接費の実際額配賦であり、試験では予定配賦が多く出題されます。
予定配賦額は予定配賦率×実際作業時間で算定
予定配賦率は予算額÷基準操業度で算定します。
予定配賦すれば、実際額との間に差が出れば差異の把握が必要になります。
○製造間接費配賦差異
実際.>予定 借方差異・不利差異
実際<予定 貸方差異・有利差異
差異は売上原価に加減しますがP284の売上原価にある原価差異がこの製造間接費配賦差異にあたります。
ケース11がまとめの問題ですから必ず確認してください。
ここで問題集の基本4を解答しましょう。
更に製造指図書から原価計算する問題も試験でよく出題されます。
P101の練習問題を解答する場合は下記原価計算表を参考にしてください。
ここで問題集基本5を解答しましょう。
下記原価計算表を参考にしてください。
これ以外に問題集応用28も解いてみましょう。
続いて5日目の部門別原価計算です。
手続きが3つありますので確認しましょう。
全体の流れは問題集7を解いてみましょう。
特に第2次集計の問題が出題されます。
直接配賦法と相互配賦法がありますので確認が必要です。
直接配賦法は製造部門にのみ配賦します。
ここで問題集6を解答しましょう。
相互配賦法は2段階に配賦します。
1次:自部門以外に配賦します。
P122工場事務部門費の配賦基準で8人という人数がありますが、ここは自部門ですから配賦しません。
2次:直接配賦法を行います。
ここで問題集応用30・31・32を解答しましょう。
最後は仕損です。
左上の仕訳を合算したものがテキストに表示されています。
講義では電卓の利用などもお伝えしましたがしっかりと電卓使えるようにしておきましょう。
次回の講義は総合原価計算です。
9時からの11時までの講義で総合、標準、直接と残り全てに影響ある部分を学習しますので、極力遅れてこないようにしてください。
最後に・・・試験を申し込まれていない方は急いでください!
あと1ヶ月一緒に頑張りましょう