おはようございます。ぶんです。
昨日ブログでフグ毒の話を書きましたが、また広島で中毒患者が出たようです。
美味しいものには毒があるといわれますが、みなさん注意しましょう
今日は1月7日(旧暦の1月7日は2月13日となります。)
春の七草粥を食べる日です!
「せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ これぞ七草」
清少納言の「枕草子」にも一文が書いてあるということですから、歴史は古く平安時代からあったようですね。
7日に家族で食べると万病を払うとされていますが、正月のご馳走の食べすぎで弱った胃腸を休める目的で始まったという説もあります。
そこで今日は胃の話
胃は食べたものをいったん貯蔵する倉庫の役割をもっています。
これは小腸で栄養素の吸収をするのに時間が掛かるため、少しずつ食べ物が流れるように調節しているのです。
また、食べたものを胃酸(塩酸HCl)により殺菌し腐敗させない役割をもっています。
塩酸は水に溶けると水素イオン(H+)と塩酸イオン(CL-)に分かれ、この水素イオンが菌を殺し腐敗を防ぎます。
ちなみに慢性胃炎の患者さんは胃酸分泌がうまくいかず、食べたものの殺菌が出来ないため食べたものの腐敗が進み消化が出来ず栄養不良になったりします。
また、小腸での消化を助けるために食べたものをび粥状にどろどろに溶かして準備します。
もちろんこれも胃酸が関与するのですが、どのようにこの胃酸が出るかというと・・・
1.食べ物(アミノ酸)が胃の幽門部付近に到着
2.幽門部付近の壁に分布するG細胞から消化管ホルモンの
ガストリンが分泌
3.ガストリンは血液を経て胃腺に到達
4.ガストリンが胃酸とペプシノーゲンの分泌を促進
5.消化開始
となります
がんばれ受験生
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