おはようございます。ぶんです。
みなさんカラダによい汗かいてますか。
皮膚には汗腺があり、エクリン腺とアポクリン腺の2種類があります。
アポクリン腺は毛の付け根の部分からでる腺で腋(わき)の下、乳首の周り、外陰部、肛門の周囲などに分布しています。
この腺から出る汗はアンモニア、タンパク質、脂質などを含み粘り気があり、臭いを発生することがあります。
また、男性の場合はアンドロステロンという男性ホルモンの一種も含まれています。
エクリン腺は毛とは関係なく体表面全体を覆っており、ほとんどが水分で匂いなどはなく、体温調節に役立っているのです。
現代は空調の発達で汗をかかない人が増えていますが、しっかり汗をかくことが健康になる秘訣です!
汗をしっかりかけるのは人間などわずかな動物だけの特権なんですよ。
イヌやネコは汗腺が発達していないためほとんど汗をかきません。
イヌをみると暑い日は舌を出して、ハーハーしてますよね。
これは浅速呼吸といって、舌の表面から水分の蒸発を行い体温を下げています。
ネコは?
足の裏のみにエクリン腺があります。
肉球を触ってみるとしっとりしていませんか?
これは体温調節というより、すべることを防ぐために発達しているようです。
人間と同じようにカラダ全体から汗が出る動物の代表例は馬です。
ただ、人間と違いアポクリン腺から出ているのですが、写真のようにカラダから湯気が出ている映像を見たことってありませんか?
写真はばんえい競馬 です。
経営難で廃止されるかもしれないとのことですが、北海道の文化として是非存続して欲しいですね。
がんばればんえい競馬