皆様、こんにちわ~
今日から、お盆休みのたくそうです。
我が家は、次男で隠居になります。
ですので、ご先祖様は、本家の仏壇に帰って来ます。
今朝、お墓に迎えに行き2泊3日、お家の仏壇で滞在し、15日の夕方にお墓に連れて帰るらしいですわ・・・
それぞれ、色んな風習があるのですね。
たくそうの実家の方ではナスビやキュウリに足を付け、ご先祖様はそれらに乗って帰って来るらしいです。
お盆の我が家に、帰って来るのは、2年前に虹の橋に渡った先代ワンコ文次郎。
今年も、帰って来たかしら???
2年前のお盆、文次郎は癌に侵され、家族総出で看護した夏。
あれから2年も経つのですね。
お盆の入りの今日、久しぶりに文次郎の事を徒然したいと思います。
お付き合い下さいませ。
2年前のGW明け、文次郎のお腹にポニョを発見し、病院へ
新型インフルの流行った夏の初め
文次郎もマスク姿で・・・
「臍帯ヘルニアです、年齢とともに出てきます、腸が癒着すると大変なので手術を薦めますが、12歳の年齢や、癲癇の持病があるので、全身麻酔のリスクを考えると・・・」との話でした。
少し、様子を見て、大きくなる様なら、手術しましょう。となり、経過を見ていたのですが、
5月末ぐらいには、そのポニョは小指の先の大きさから、親指の先ほどの大きさに成長していました。
すぐに、手術となりました。
夕方、先生から「臍帯ヘルニアでは無く、腫瘍だった、採りきれるだけ採りました。しかし、お腹の中の方に広く、小さい腫瘍がたくさん,在り、全部を採り切る事は出来なかった。」との話しでした。
実際、文次郎には小さい頃から出ベソだったので、先生も私達も、まさか腫瘍とは・・・・
手術後、出血も多く、輸血をしながら、10日間、入院し、急変すれば病院から電話がある為、毎日、冷や冷やしながら、お見舞いに行っていました。
何度も、命の峠を越えて頑張った文次郎。
食欲が彼の元気のバロメーター、入院中は食欲も無かったのですが、少し、食べれる様になり、出血も止まり、やっと退院できた日の事、家族で喜びあった日でした。
しかし、毎日、創部の消毒に通う日々、ビーグル犬の文次郎、私一人では抱きかかえ嫌がる文次郎を台の上に押さえつけるのは大変、主人や、子供達も皆で協力し合い、毎日、通院しました。
家族内の会話の内容はいつも文次郎の事、みんなが、気遣い、思い合えた日々でした。
家族の真ん中には文次郎がいて、文次郎中心の毎日。
この頃、お互いに自分の事しか考えていなかった、家族4人が色んな事を話し合い、そして、お互いの事を思いやれる様になりました。
今、思うと、この看護生活が家族を一つにしてくれたのかも・・・
毎日、通院も大変だからという事で、自宅で毎日、消毒になりました。
ラップ療法(湿潤療法)で、生食で創部を洗い流し、汚れ出た、汚物や滲出液をピンセットやガーゼで少しずつ取り除く作業、イヤがる文次郎を2人がかりで押さえつけ、湿潤様プラスモイストで保護し、ペットシーツをお腹に巻き付けテープで固定する、汗だくで最初は2人で30分程かかりましたが、気が付けば、一人で10分位で出来る様になりました。
本人も痛痒いのか後ろ足でカイカイするので、考えたのは赤ちゃんロンパース。
ノースリーブのロンパース(文次郎は15kgだったので95cm)がグッドサイズ!!
ロンパースの股部のホックの真ん中からシッポを出せば、丁度良い感じ。
そのうち、陰股部からも滲出液が出てきたり、陰嚢も浮腫でポンポンタヌキみたいになり利尿剤を服用する為に・・・・
赤ちゃんのパンツオシメに穴を開け、尻尾を出し、お腹にはペットシーツを巻きその上からロンパースを着せ、暑い夏、本人も辛かったよね。
たくそうは、赤ちゃんのロンパースやオシメ買ったりしている姿を見られ、近所で、3人目疑惑まで浮上したっけ・・・・
オシメを履いていたけれど、実際に中でしたのは2回だけ、利尿剤のせいで、お水を一杯飲んで、通院中
我慢できず・・・それ以外は逝く日の朝まで、自分でオシッコ行ってたよね。
自分の愛した庭に1日に1度は必ず出て見回りしてくれていた。お陰で、野良猫の侵入もナシだったね♪
ビーグル犬、文次郎
オシメの汚れは陰股部から出てくる滲出液・・・その頃になると、傷口は塞がっていたけれど、お腹周りや陰股部からの滲出液、そして、頻繁に起きる癲癇の発作・・・・
発作中、目をむき出し、口から泡を噴出し、手足をバタつかせ、失禁・・・
見ているのも辛い。癲癇の発作は癌になる前の1年ぐらい前から毎日、薬をのましても、20日に1回、連続的に襲う。この手術をしてからは5日に一度。
そんな毎日が続き、深夜の夜鳴きも始まり、私も寝不足になり一度イライラして、クッションを投げた事も。。。。
今、思うと、何故、あんな事したのか後悔・・・・
甘え下手だった文次郎、きっと、逝く日が間近になり、辛く、寂しく、不安だったんだよね。なのに、イライラしてゴメン、どうして、あの時。。。。
一晩中、抱きしめて一緒に寝てあげれば良かった・・・・
そんな事を思い出しながら、文次郎の帰りを待ちます。
今日は虹の橋から皆が大好きな人の所に帰れる日、今日から2泊3日は飼い主さんと一緒にいられるね。
虹の橋ではどんなに年老いても、身体が不自由になっても、若くて、元気だった頃に戻れるんだよね。
文次郎ももう、ロンパースやオシメを履かないでも元気で走り回っているはず。
元気な姿で、帰省してくるかな???ナスビ?イヤ、大好きだったキュウリに乗って帰ってくるね
長い文次郎の徒然、お付き合い、有難うございました。
皆様も、楽しいお盆休みをお過ごしください。