先日クオーツ時計に触れました。電波時計がなかった頃、クオーツ時計はどうやって正確な時間を目指していたのでしょう?
グーグルによると、クオーツとは「電子ショックによる水晶の発振。また、それを利用した時計」とあります。クオーツ時計の主役は水晶です。水晶に交流電気を加えると、振動します。しかも振動する間隔が正確です。ですから信号を出すタイミングの正確さが要求されるマイコンにも使われます。例えばIchigoJamのスイッチの左隣には、「12.000」(12MHz)と書かれた水晶(クリスタル)が使われています(略称は「XTL」)。
時計には、32768Hzの水晶が使われます。端数が付いていて、とても1秒を取り出せそうにありませんね。ところがこの信号を「分周回路」という、元の周波数から別の周波数の交流をつくる回路に何回も通すと、1Hz、つまり1秒に1回信号を送れるようになります。あとは時計の本体部分に信号を送れば、誤差の少ない時計のできあがりです。
参考文献:福田務『初めて学ぶ電子回路入門ビギナー教室』オーム社