IchigoJamにはアナログセンサーが簡単 | 文系の伊藤さんと電気の話

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 温度を測るなど、測った結果を基にしてLEDを光らせたり、モーターで何かを動かすことは、IchigoJamを使った工作でよくあることです。何かを測るにはセンサーを使います。その中でもアナログセンサーは正確さに欠けますが、電子工作で使うには十分です。

 

 代表的なアナログセンサーには、次のものがあります。

 

・温度を測る→アナログ温度センサー、サーミスタ

・光の量を量る→CdSセル、フォトトランジスター

 

 

 アナログセンサーの多くは測る対象の変化を抵抗値で伝えます。一方IchigoJamは電圧を測ることができます。抵抗値を電圧で表現するには、前にも紹介した「分圧の法則」を使います。

 

 

例:光の量を測る

 

 

 R1にかかる電圧とCdSセルにかかる電圧の割合が変化することを利用して、CdSセルの電圧を測ります。

 

 一発でうまくいくものではないので、

 

PRINT ANA(2)

 

でIN2の値を見ながら、プログラムの調整が必要となります。