昔は「パソコンがあれば何でもできる」と言われていました。例えば2003年刊行の小説『涼宮ハルヒの憂鬱』では主人公がパソコンで曲を作曲したり、ビデオを編集したりしていました。
しかしパソコンにもできないことがあります。例えばパソコンに「玄関に人がやってきたら、ランプで教えて」と言ってもできません。パソコンは基本的に画面の中のことしかできません。
そこでパソコンの画面を飛び越えて、「センサーで物事を測る」、「LEDを光らせる」、「モーターを動かす」などのフィジカル(物理的)な作業をコンピューターにやらせることを「フィジカル・コンピューティング」と言います。
フィジカル・コンピューティングにはマイコン(*)が使われます。入門者向けには「micro:bit」・「IchigoJam」があります。「Raspberry Pi」のようなフィジカル・コンピューティングに使われるパソコンもあります。
今、フィジカル・コンピューティングが電子工作やものづくりの世界でブームなので、このブログでもフィジカル・コンピューティングを取り上げています。
(*)マイコン・・・ここでは、センサーなど入力装置から受け取ったデータを元に、LEDやモーターのような出力装置へ指示を出すコンピューターのこと。マイクロコントローラー。