コーヒーこないだ久しぶりに沼津の友人とケイタイで話をした。
       彼は五木寛之の仏教の本をこのところずっと読んで
       いるので、いつか実際に会ってゆっくり話を聞きたい
       と思っているのだが、その彼は最近、毎日般若心経
       を唱えているという。「仏教のことはなにもわからな
       いけれど気持ちが謙虚になって落ち着くんだ」とい
       う・・・新しい観光名所やさまざまな商品、それに膨
       大な情報が日々提供される現代には、ともすれば
       私たちは自分の「原点」というものを忘れがちだ。
       たぶん友人は般若心経を読むことでその原点を
       感じているのにちがいない。いちど「現代」を離れ
       て、自分が立っている本来の足元を見つめてみる
       ことは、現代人にとって大事なことだと思う・・・


       宝石赤なにものかに追われて生きる
                現代の人々明日に何を見ている



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