先週月末の30日夜、残業終わって、

自宅前の街路樹の根本に何やら動く昆虫が!

よく見ると仰向けになって足を動かしてたセミの幼虫。



つまみ上げて、木の幹に掴まらせようとしますが、弱ってるからか、うまく掴めず、ポトリ。
2、3度やっても木に掴みきれなかったので家に持って帰りました。



生物の先生やってる弟に聞くと、


「セミは重力を使って孵化するで、網戸とか垂直なところに掴まらせておくように」
との事。

しかし、網戸に掴まらせてようとしますが、何度やっても落ちるので、

雑巾用のタオルを斜めにして掴まらせました。




かなり、足が弱ってる。


弱ってるようですが、

脱皮は23時に始まり、ようやく1時過ぎに殻から出ました。




よく頑張ったね〜。


ただ、直角に止まらせると落ちるので、多少傾斜をつけて孵化させてます。
直角体制ではなかったので、羽根が上手く伸びるか気になりながら寝ました。

朝になり見てみると、可哀想に羽根がやはり広がってない。

脱脂綿に砂糖水を染み込ませた上にセミを乗せて会社に行きました。

果たして、夜まで生きてるかな。





帰ってくると、まだ生きてる!
「ようやく地上に出てきたんだ!頑張れ!」



餌は何がいいか分からなかったので、スイカの上においてあげてました。



結局、今日7月4日の朝に動かなくなりました。


後で弟に聞くと、

·羽は重力がかからないと、伸びない。

·餌は樹液しか吸わない(スイカは甲虫ですね^^;)

らしい。


短い命でしたが、4日前に歩道の上で動けなくなるより良かったのかなと自分で慰めてます。

久しぶりに少年の気持ちにさせてくれました。



もし、今夏落ちてるセミの幼虫見つけたら、今回の経験生かそう。


セミちゃんは近くの土手に埋めてあげる予定です。


さて、

7月になり、少しづつ博多にもセミの声が聞こえはじめてます。