今年も行ってきました😊
毎月1回のリサイタル遠征(決めているわけではないけど自然とそうなってました)。
今月は内藤優花音さんのピアノリサイタルを聴きに行ってきました!
22回目の開催、テーマは「変容」。
ショパン、ベートーヴェン、そして優花音さん作曲のオリジナル曲で構成されたプログラム。
ボリュームあります✨
🔸🔸🔸
朝はいつもよりゆっくり起き、のんびり過ごしつつピアノの練習をしてから東京へ向かいました。
外は暑い🔥
まだ梅雨入りしてないのに〜
少し早めに到着、近くのレストランで夕食をいただきました。
和食なら静かに過ごせると思って選んだのに、両脇のテーブルのお姉様方が甲高い声でエンドレスで喋るのが全部耳に入ってきてしまい、何の試練かと😇
あ、食事は美味しかったです♪ご飯は目の前でお釜炊き立てでした!
開演時間になったので会場へ向かいました。
@国分寺 リオンホール
18:30開場、19:00開演
リサイタル 前半から
昨年と同じ座席がいいかなーと着席🪑
ほぼ満席となった会場で開演を待ちます。
時間になり正面のピアノの前に現れた優花音さん。今回は爽やかなミントグリーンのドレス👗
とてもお似合いでした✨
前半はオリジナル曲からのスタートです!
作曲時期が異なる曲を組曲として完成させた
「夜のとばり三部作」作品59。
第1曲 パープルな気分
快活さの中にセンチメンタルな様が垣間見える曲、歌詞があったら歌えます✨
第2曲 黄昏
夕暮れのオレンジに染まる川沿いを想像しました。
響きが心に染みました。弾いてみたい☺️
今回のオリジナル曲の中で1番のお気に入りになりました!
第3曲 スターダスト
ちょっとSFっぽい、未来感のある音楽⭐️
星がキラキラしてました!
MCをはさみ、ショパンに移ります。
ノクターン12番
あまり演奏会で聴く(弾く)機会の少ないノクターン、水面をゆらゆらと動く小舟の様。
穏やかな響きを楽しみました♪
最初のオリジナル曲のハツラツさとの対比が面白かったです😊
続くノクターン13番。
有名な曲ですが、よく考えたらこれまでピアノリサイタルで聴いたことがなかった!
初めてのライブ演奏でした。
中間部、響きがホールの空間を満たしていく。
とても心地よい💕
そして憂いに満ちたメロディで歌い上げる後半も良き。
12番と13番が作られたのはショパンがジョルジュ・サンドとマヨルカ島にいった〜肺を患いフランスに戻ってきた時期。ここにショパンの中で変化があったのでは、という考察のもと選曲された2つのノクターン。作風の違いを味わいながら聴く方ができました😊
前半最後はバラード3番。
徐々に華やかに、熱量がましていく演奏に皆が耳を傾け集中して聴いていました。
弾き終えると共に大きな拍手が起こりました👏👏
後半の部へ
休憩の間もお客さま一人ひとりに声掛けされた優花音さん、休むことなく後半へ。
(短い時間でしたが久々にお話できました。ありがとうございます✨)
後半もオリジナル曲からのスタートです!
はなふぶき 作品60
最近作品が令和っぽくなってきた、とご本人のMCにもありましたが、その雰囲気がある曲。サビの後の一筋の風と共に舞い散る花びらを想像させる表現が素敵でした🌸
名もなき花 作品61
緑豊かなところをハイキング、ふと足元に初めて見る花を見つけ‥という情景を思い浮かべました。
響きが空間の広がりを感じさせてくれました✨
思い出の小瓶 作品62
ふとしたことから過去に想いを馳せ、懐かしむ。温かさがこもった曲でした。
そしてラスト、ベートーヴェンのソナタ2曲へ。
MCでは23番「熱情」から24番「テレーゼ」の作曲までに5年間の期間があること、これを境に後半のソナタがより壮大な音楽になっていることに触れ、ここに「変容」ポイントを見つけ選曲されたとのお話がありました。
(演奏会、の場であるので演奏の順番は作品番号とは逆にされています😊)
ソナタ24番 「テレーゼ」
奏者とピアノが一体化し、音楽を奏でている。そしてピアノが自ら喜んで歌っている様。素晴らしい演奏でした!
会場を満たすハーモニーが美しく、最後まで身を委ねて聴きました。
私的本日の胸熱曲✨テレーゼでジンとくるとは予想外!!の喜びでした。
ソナタ23番 「熱情」
最後の大曲。
テレーゼからの流れを引き継ぎ、熱量高い音が会場に響きました。
第3楽章に入って演奏はさらに力強さを増し、ラストまで駆け抜けて行く。
優花音さんのピアノの音にはエネルギーが満ちていて、聴くと元気が満たされるのです🍀
(これが音楽療法?😁)
盛大な拍手👏👏👏と共にプログラム終了。
アンコールはショパン ノクターン2番で。ベートーヴェンのあとのクールダウンの1曲となりました。
今回もたくさんエネルギー戴きました!
ありがとうございました💐