ツェルニー


2021年夏、ベートーヴェンのソナタ5番に苦しんでいた頃、追加されたのがツェルニー8小節の練習曲。(# 30 兄さん登場!)


お世話になっているピアノ教室の子供〜大人一般生徒さんが基礎教材として取り組んでいます。


私は独学時代にこの教本を購入。

当時、30番練習曲を1週間で1曲解凍して弾くチャレンジを終え、8小節で短いし気楽に続けられるかなとチョイスしたのです。ところが。


‥その試みはすぐ終わりました。


進むにつれ弾けなくなったのです。


そしてモチベーション上がらず、ついに本棚に眠らせてしまった‥。


今思えば弾くための技術が無かったのだなと思います🙃


🔸🔸🔸

さて、レッスンで再び向き合い始めまして‥


一度ヨロヨロと弾いていた分、10番くらいまでは順調でした。先生につき1年経った頃だったのでこの先もスッと行けるかなと期待してしていたのですが。


やはり甘かった😅


当初2曲ずつ見てくるはずだったのですが、1発合格💮にならない事が増え、気がつけば1曲ずつに。今年春まで取り組んでいたシューマン子供の情景と同じやねー😄


バッハも平均律に移り、レッスン曲数も増えてツェルニーにかける時間が少なかったのもありますが。


始めてかれこれ2年が過ぎ。

進みはしているものの相変わらずサクッと弾ける様にはなっていない。

段々と難易度も上がり💮まで2ヶ月を要する事もでてきた😅


これはマズい‥。

センスないのではないか。


「ツェルニー、たった8小節に夜も眠れず」


これが出来ないとどーなのか。


並行して進めている古典ソナタ、バッハ平均律、特にプレリュードがいつまで経っても上手く弾けない状態が続くのでは‥と個人的に思った訳で。


加えて今年に入って進めてきた「嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす」のラスト、うぐいすの囀りの出来栄えにもかかってくる様に感じていました。


その様な中、壁に当たる。


40番。短い中に苦手要素がぎっしり詰まってる。

42番。アルペジオ


どちらも共通するのは「小さな手」の使い方。

少し離れた次の音に移動するのに手を広げてしまっている。結果、余計な力が入ってかたまり、動きを自ら遅れさせている‥。


何が悪いのかは判った。

問題はその改善策があるか、ということ。


レッスンでは先生が色々な練習方法を講じてくださりました。アプローチを替えては試す。


私が弾ける方法が見つかったら、みんな弾ける様になります。きっと😁

メソッド作りの実験台に使ってください‥という気持ちでいつも教えを乞うてます笑


ツェルニーだけで貴重なレッスン時間を使ってしまったけれど、何回も見ていたただくうちにコツが掴めてきた。


そして迎えた発表会。ラストうぐいすの囀り、無事に弾く事ができました😊


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そして先週。

久々に45番を1発クリア。46番の譜読みを開始。


あー、苦手系な気がするな、

でも○番で習ったこと使えそう!

と冷静に譜面を見る事ができている。


片手練習から始め、これまで習ってきたことを試していく。

勿論、すぐには出来ない。


諦めず数日粘っていたら良い感じになってきた☺️

感触を掴むまでの時間が短くなっている。


これは兆しなのだろうか‥。


だといいなぁ〜✨


来年、何番まで進められるかな。