久しぶりの「あのNHK」がNHKスペシャルで「邪馬台国」を扱うということで
期待して番組を拝見しました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240318/14/bun-bun-u/d3/be/j/o1124073915414508811.jpg?caw=800)
(NHKスペシャルHPより)
私の様な素人がNHKスペシャルに物言うのは図々しいですが
一言いいたい!
ツッコミどころ満載で誰がこの番組の作ったのか
その方の本を読んでみたいと思いました。
実際、この時代の資料は限りなく少なく
皆が思い思いに色んなこと言ってもいい世界なのですが
私の今までの認識と著しく異なることがありましたので幾つか挙げさせて
いただます。
〇前方後円墳が「邪馬台国連合のシンボル」
私の認識だとヤマト王権のシンボルが前方後円墳で
卑弥呼の墓が前方後円墳とは限らない。
むしろヤマト王権が倭国を統一してない時代の人なんで
卑弥呼の墓は墳丘墓だと考える(魏志倭人伝にも前方後円墳などと書いてない)
(個人的には卑弥呼の墓は宇佐神宮だと思ってます(笑)
〇狗奴国=前方後方墳=東日本?
これもどうなのかと思った。
卑弥呼の時代は古墳時代の前で
古墳の形で 前方後円墳 VS 前方後方墳って???よく分からん
〇卑弥呼は人前に現れず。と魏志倭人伝に書いているのに
卑弥呼が中心になって邪馬台国連合の王達と会議してるし(笑)
〇卑弥呼の使者が魏に向かって「呉の背後をうち挟み撃ちに出来るのは倭国のみ!」
なんて絶対言ってないと思うし(笑)
実際そんな力、当時の倭国にはない。
玄界灘渡って朝鮮半島に渡るのが精一杯だった筈。
一番違和感があったのは
卑弥呼が「ヤマト王権の最初の王」って言ってたこと
ヤマト王権の正当性を記している古事記・日本書紀と違うこと言ってる。
記紀も作り話と言ってしまえばそれまでですけど
流石NHK思い切った事するわ。と思った(笑)
NHKは畿内説の纏向で番組を作りたいんでしょうけど
私的には、魏志倭人伝には卑弥呼の死後、男の王が立ったらまた戦乱になり
卑弥呼の従妹の「壱与」(女性)が王になって戦乱が治まった。とあります。
まだまだ不安定な情勢が伺えます。
纏向はこの魏志倭人伝の世界から比べると
明らかに立派過ぎるのです。
奈良には今の天皇家に繋がるヤマト王権の王朝があり
九州には卑弥呼が納めた邪馬台国連合の王朝があったんだと考えます(笑)
去年、吉野ヶ里で女性のシャーマンと思われるお墓が出てきましたよね
あれが卑弥呼の墓とは思いませんが
私のイメージでは箸墓古墳よりあんな感じが近い。
小高い丘の上とかそんな感じをイメージしています(笑)
※上記のことは
九州在住の九州説であって欲しいと偏った見解の一素人の意見です(笑)
大目にみてやって下さい(涙