お買い物以外は相変わらずほぼお籠り生活をしていて、
おうちで映画を観る機会が増えている今日この頃。
その映画も、普段だったら
戦争関連とか社会性のあるものとか
ズドーンと落ち込むような重いものが多いんだけど、
さすがに今は、そんなタイプのものは
あんまり観たくなくてね…。
なので、
辛い、悲しいなんかの「負の部分」がなくて
観た後じんわり温かくなりそう、
しかも今まで観たことがない早いハナシが
のほほ~~んとゲンジツ逃避できそうなもの
がいいな~※画像はネットからお借りしました
これは三谷幸喜監督の2011年作品なんだけど、
実は、三谷作品はちょっと苦手だったんですよ。
テレビで観る映画の予告なんかが
私にはぶっ飛びすぎてて…
なので、彼の作品はず~っと観たことがなかったんだけど、
大河の『真田丸』を三谷さんがやると聞いた時、
大河、しかも戦国の史実モノなら
そんなにハジケないだろうと思いましてね、
それで初めて観てみたら、
これが面白くって!(*≧∀≦*)b
そりゃ今は昔ほどの視聴率はないかもしれないけど、
なんたって「大河」ですもん、
きっとご自身の作品ほどには
ハジけるわけにはいかなかったんでしょう、
思った通りだいぶ抑えられてたみたいだったから
私でも面白く観られたし、
おかげで高かった三谷コメディのハードルが
ちょっと下がったんです。
それで、その後、
これも史実を描いた『清須会議』もテレビで観てみたら
こちらもOKだったんで、三谷コメディも
作品によってはムリなく楽しめると
気づいたワケで…(*^艸^)
そして今回、
ちょっと笑えるものが観たいな~と思っていたら
この作品を見つけましてね、
まぁ基本法廷劇みたいだから
そんなにぶっ飛ぶことはないだろうと思って
観てみたんです。
そしたらこれが、
チョ~くだらない!ちょ~ナンセンス!
特に、落ち武者の西田敏行と
職務に忠実すぎて冷徹(?)な検事の
中井貴一がね~~
(*≧∀≦*)
西田敏行は、これゼッタイ楽しんでるよね!
ってカンジだったし、
中井貴一は、よくまぁこんなばかばかしい場面を
笑いもせずにやれるよなぁ…あっぱれ役者魂
ってカンジで、
ホントによかった!
ストーリー的には、落ち武者が出てくるまでは
正直こんなモンかなぁ…ってカンジだったんだけど、
彼が出てきてからはどんどん面白くなったし、
途中「黄泉がえり」や「ゴースト・ニューヨークの幻」への
オマージュかな?と思える場面があったり、
俳優さんも、チョイ役ですごい人が出ていたりで、
そんなことに気づくのも楽しかったです
今は、
呆れすぎて笑うしかないようなことはあっても
※画像はネットからお借りしました
何気ないことで笑うことも難しいような世の中だけど、
だからこそ、たまにはこんな、な~んにも考えずに
ただ笑える映画で笑うのもいいなぁと、
夫と二人で笑って観ながら、しみじみ思ったのでした…。
おまけ。
『清須会議』で赤い陣羽織を着てたお侍(西田敏行)サン、
※画像はネットからお借りしました
あれは六兵衛さん(落ち武者)の生前の姿だったのだと、
今回の映画を観て気付きました~~(^^;)


