先日観たチェン・カイコー監督の
これで初めて観たレスリー・チャンが
あんまりよかったんでね、
他にも彼の作品を観てみたいな~と思っていたら、
たまたまラジオで紹介されていた作品がありまして。
それはウォン・カーウァイ監督の「ブエノスアイレス」で、
ググってみたら、けっこう高評価![]()
廉価販売用を買ってみましてね^^
さて映画ですが、
ジャケットを見てもらったら分ると思うけど、
これ、同性愛カップルのおハナシでして…
で、再生したら、のっけからイキナリ
激しいラブシーン
レスリー・チャンはまだいいとして、「レッドクリフ」での冷静で寡黙な
周瑜のイメージしかなかった男臭いトニー・レオンのこのシーンは
ショーゲキだったわ~~![]()
しかも台詞は中国語のはずなのに、
何言ってるのかさっぱり分んね![]()
と思ってジャケットをよく見たら、メインはまさかの
広東語…!!ヾ(´Д`;)ノ
ヒアリングにもいいかも^^と思ったのに…(´Д`;)︎
もうこの時点で観るのやめようかとも思ったんだけど、
とりあえず全部観ましたよ(^_^;)
そしたらね、これ映像もストーリー展開も独特で
正直よくわからなかったんだけど、それでもなぜか最後には
あんなに違和感があったトニー・レオンでさえ
「役そのもの」に見えるようになっていてね、
せつないようなじんわりしたものが心に残って、
続けてもう1回観ちゃったんですよ
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で、あとでいろいろ調べてみたら、
この映画はキッチリした脚本は作らずに
監督サンが俳優さんに場面のメモだけ渡して
即興的に撮ったものらしくて。
そりゃわたしには理解できんわけだわ…(^_^;)
しかも、「同性愛映画はイヤ!」と断った トニー・レオンに
全然違うストーリーに書き換えた台本渡して
(早い話が騙して^^;)
撮影地に呼んだとか、コンサートで忙しかったレスリーが
途中で香港に帰っちゃって監督と大ゲンカしたとか
(そのせいで急きょ別の登場人物を入れることになったそうな)
裏話がいっぱいあって、それを読んだら、
メイキング映画 「ブエノスアイレス 摂氏零度」 も
観てみたくなっちゃっいましたわ![]()
あ~、それにしても
レスリー・チャンは、やっぱりすごかった~![]()
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なに?あの妖しいフンイキ
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台詞がなくても
表情やしぐや行動から気持ちが伝わって来て、
実際そんな場面も多かったし、
台詞の場面も全然台詞っぽくなくて…。
彼はホント、天才ですね!![]()
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これは好き嫌いがハッキリしそうな映画だけど、
ヒューマンドラマ好きの私は、観てよかったです![]()
ちなみに、香港に帰っちゃったレスリーの代わりに
「もう一人の登場人物」として呼ばれたのは
「チャン・チェン」という俳優さんで
なかなか爽やかで良かったんだけど、
どっかで見たことあるな~と思っていたら、
「レッド・クリフ」で孫権サンをやってた人でした![]()

