日本映画で好きなのは?と聞かれたら、必ず挙げる作品の
一つがコレ
           
        ※画像はお借りしました



映画館で観たことはないのですが、
録画したものは何度も観たし
何度観ても見飽きないんですよね。

さてこの映画ですが、これね、すっごく寒いのsao☆ブルブル
画面から寒さが伝わってくるんです。
それに暗いし・・・。

夜の吹雪の雪山で、俳優さんの顔もよく見えなくて、 もう
だれがだれやら分からないくらい暗い
・・ガーン↓↓

あれは事実が元になっているので、後世の私たちがあの訓練を 「浅はか」とか「軽率」とか言うのは簡単ですが、 あの時代はきっと日本中がああだったんだろうと思うし、それを言っては彼らが可哀想だと思うんです。

みんな、当時の「お国」のことを憂えていて、お国のために戦争に勝つことだけを 純粋に考えての訓練だった、ある意味彼らも、日露戦争の犠牲者だったんだよなぁ・・・と。

あの映画では、三國連太郎さん演じる山田少佐(第2大隊長)が悪役のようになっていますが、彼もみんなを遭難させようと思っていたわけではなくて、ただ、自分の地位や立場での言動が あの場でどれほど影響を及ぼすか、全く考えずに場当り的に口を出したのが 失敗だったわけで。

でも今でもいますよね、こんな上司。
悪気がないだけに、なおさら始末が悪いっつー・・・うさぎ

それにしても昔の日本映画は、やっぱり凄いですよねピンクビックリキラキラ
真冬のお山であれだけのロケをやったなんて・・・雪の結晶雪雪の結晶

今ならCGでチャッチャッと手を加えて作るんでしょうが、 それだとあれほどの臨場感は、出ないんじゃないかと思うんです。

それに、俳優さんたちもすごい。
真冬の雪に埋もれるのを覚悟で出演したのでしょうが、高倉健さんにしても三國連太郎さんにしても、あの時すでにけっこうなお年ですよね。
もうね、あっぱれ、役者魂!!上げ上げあげ


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村長(むらおさ)役にピッタリはまっていた加藤嘉さんや、軍人をやらせたら、この人ほど存在感のある人はいない丹波哲郎さんなどなど、今ではこんな役者さんたちも少なくなってしまったので、こうした大作を観ると 、当時のすばらしい役者さんたちにたくさん会えるのも、楽しみでもありますニコニコ

ということで、この映画を観てから
一度は八甲田に行ってみたいと思っていたのですが、なんと明日から、雪の青森に行ってまいりま~す!!15aya

冬の青森に何度か行った夫が、「雪の結晶あの雪をあなたにも見せてやりたい雪の結晶」と前々から言っていたので、去年のうちから計画していてねぷぷうふっ
モチロン
「八甲田山雪中行軍遭難資料館」にも行ってきますよグー
                   ココ

 

つい先日の寒波で、思いがけず九州で雪を見たばかりだけど、青森の雪はそんなもんじゃないでしょうからね雪の結晶にっこりうさぎ雪の結晶

寒いのは苦手だけど、積雪1mの世界を楽しみに
行ってきま~す音譜顔音譜
ついでに乗り換えの羽田で「ナボナ」買うのも楽しみ~ラブラブうふふふラブラブ