音譜
ちゃらららちゃン   ちゃららららら  ちゃらららちゃン…

ちゃん ちゃらら~

ちゃらららちゃン  ちゃららららら  ちゃらららちゃン


以前NHKのBSプレミアムで放映された時に録画してた
「戦場のメリークリスマス」を観ました。


※画像はお借りしました




これ録ってからず~っとほおっていたので
いつ録ったのか忘れていたのですが、
クリスマスの時期じゃなくて
終戦記念日前の戦争映画特集で
放映されていたものだったのね。

クリスマスの時だと、すっかり勘違いしていました。

で、その時は、
「ボウイがカッコいいから、とりあえず録っとくか…ラブラブ
くらいで録っておいたのですが、
まさか亡くなるとは思っていなかったので
録っておいてよかった~…しずく

ということで、一人追悼鑑賞会をしました。


さてこの映画、実は30年位前に
一度観たことがあったのですが、
全部観たのかも覚えていないくらい
いい加減な見方をしていたので、
全編をしっかり見るのは、今回が初めて。

でも、全編を一度に視る時間がなかなか取れなかったので
何度かに分けて観ました。
 



で、今日、残していたラストの「戦争後のシーン」を見て
全てを見終わったのですが、
わずか5分あまりのこのシーンを観て、なんとわたし
泣いちゃったんですよエーン

前回はボウイの顔ばかり見ていたのが
30年経って観たら見え方が全然違っていて、
もうね、この映画がこんなに素晴らしい
ヒューマンドラマだったなんて、今更知りましたわキラキラキラキラ

     まさかこの顔に泣かされるとは…!うさぎ
※画像はお借りしました






ボウイは当時
彼の人生の中で一番成功して輝いていた時で、
他のキャストがカーキのくすんだ軍服を着ている中
1人ダークグリーンの軍服を着ていてよく目立つし、
その濃い色に彼の金髪とオッドアイの瞳の色が映えて
ますますアヤシさや美しさが引き立っていて
今見てもやっぱりすてきで、
もしあの役を最初の予定通り
ロバート・レッドフォードがやっていたら、
あんなに艶っぽくて色っぽくてアヤシイ雰囲気の映画には
ならなかったと思うハートred

※画像はお借りしました





それに今回見たら
たけしのハラ軍曹がもうすっごくよくて、
あの頃お笑いで大ブレークしていた彼を
あんなシリアスな役に起用した大島監督は、天才!!15

坂本龍一のヨノイも、当時化粧をし、
あまりしゃべらなくて謎めいたキャラだった彼そのままに
すごくアヤしくて
(彼の穿いていた太いベルトのズボンがまた、
カッコよかった苦笑ラブラブ
ハラもヨノイも、
ホントは他の俳優さんの予定だったのがダメで
代役同然にたけしと坂本龍一が決まったらしいけど、
彼らは演技の素人で、
いい意味で「役を作り過ぎれなかった」からこそ
彼らのいろんな気持ちが
ただお国のために実直に任務を遂行しようとしつつも、
ローレンスやセリアズ達に迷わされたり戸惑ったりする
ハラやヨノイの「心の揺れ」みたいな雰囲気と重なって
なおさらよかったのではないかと思いましたよ。

※画像はお借りしました




夜中にハラが怪我をしたセリアズの様子を見に行った時
セリアズが
「目は美しい」と言った時のハラの瞳や、
酔っ払ってセリアズとローレンスを釈放した時、
そして最後の日に
ローレンスとの別れ際に
「メリークリスマス ミスターローレンス!」
と言った時の、
あのピュアで無邪気な顔こそが
ハラの本当の姿だったと思うんです。

戦場でありながら、
敵と味方が同じところで生活をするという
特異な状況の中で、
戦争の理不尽さや不条理さからは逃れられなかったけれど
フシギな魂の触れ合いは、紛れもなくあった…。

ハラとローレンス、ヨノイとセリアズ。
みんなとてもステキな男達でした
ドキドキにっこりうさぎドキドキ

※画像はお借りしました




も1回観ようっとうさぎきゃっ