中学の時歴史の教科書でカラー写真を見て以来、その美しさ、中央アジアを思わせるエキゾチックな文様、そして七五調のストンと心に落ちる名称に惹かれ、いつかは見てみたいと思っていた正倉院宝物の「螺鈿紫檀五絃琵琶」


先日九州国立博物館の展覧会で、ついにこの眼で見てきました~~



行ったのは、九州国立博物館開館10周年記念の特別展

「美の国 日本」

平日の朝開館と同時に入館したのでまだ混んでおらず、かぶりつきで20分も見るという、他所での展覧会では考えられないような、贅沢で夢のような時間を過ごしてきました




ン十年来の憧れだった五弦琵琶は思っていたより大きかったし、ただただ素晴らしかった~~
+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
他の展示品も開館10周年記念という特別な展覧会だけあって、国内外の国宝・重文がほとんどで、正倉院宝物の大宝2年の「筑前国嶋郡川辺里戸籍」が、正倉院文書を解説された ★←この本 で見ていた「ウラベノ ノモソ」という人の家族の部分だったので、1300年前の、会ったこともないノモソさん一家にすごい親しみを感じたし、
遮光器土偶のなんともいえない表情は、すごく可愛かったです~~

それに、東大寺の重源上人像はリアルすぎてコワいくらいだったし、
袈裟襷文銅鐸や家屋文鏡、火焔型土器の文様、金剛峯寺や西大寺に伝わる国宝の工芸品、百済の武寧王と王妃の金製冠飾
などなど、緻密な技術の品々も見ごたえがあって、とにかく素晴らしい展覧会でした



特別展のチケットで見られた常設展示の文化交流展示室も今回リニューアルされていてとっても面白かったし、国立博物館の魅力を十分に堪能した1日になりました



(九博エントランスホールに飾られていた
「美の国 日本」をテーマにした、博多祗園山笠の飾り山)
ちなみに音声ガイドのナレーターは
池田昌子サン でしたよ


メーテル~~



出展品の画像は、すべてネットよりお借りしました
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