日本最古の神話「古事記」。
もともと古事記が好きで
田辺聖子さんの現代語訳をはじめ
いろんな解説本も読んでいたのでね、
奈良で開催された「大古事記展」も
楽しみにして見に行ったら
この作品の原画が展示されていて…。こんな古事記は見たことなかったし、
なによりボールペンだけで描かれた絵がすごくて、いろんな展示の中で一番心奪われて…

なので、どうしても本を読んでみたくなって
スグに購入したんだけど、
いや~~~、
すっごく面白かったです
(^□^)b
三巻とも巻頭に作者の手書き文字の原文が載っていて、
それを見ただけでも「おっ!
」ってカンジだったし、なんといっても神々がとっても魅力的

台詞やト書きは原文を使われているんだけど、
現代漢字とかなに書き換えられていて読みやすいし、
難しい単語は欄外に注釈も付けられているので、
古事記を原文でするすると読んでいるカンジでしたよ^^
それにね、
本編と巻頭の原文を交互に読んだら、
歌のやり取りなどは一語に漢字が一つずつ
あてはめられているのがよく解ってとても新鮮だったし、
キャラクターの斬新なデザインも
台詞やト書きが原文のおかげか違和感なく受け入れられて、
ぜんぜんOK

おかげでますます
古事記が好きになりましたよ

この作品、
古事記初心者の方にも
おススメです
