私のいる部長補佐はハリスの生まれ変わりで芥川龍之介でもあったと自慢します。


そして私は芥川龍之介のいた時代の前世の記憶を思い出したのです。


私の前世も芥川龍之介と名付けられ、幼稚園でクモの糸、杜子春の話しをつくり始めます。芥川龍之介の父は「ばかもん」「世間知らずが」「極悪人に糸をたらすのか」などといつも説教をされたのです。だから「父上は杜子春を読むといつも機嫌が悪くなる、それは何故か」といつも思いました。そしてどの作品も未完成のまま、話をつくるのを禁止にされました。


そして学者の息子だった為、当時学者はお金持ちで子供は誘拐され、ハリスの生まれ変わりとなのる人が芥川龍之介の振りをしだしました。ハリスの生まれ変わりは、芥川龍之介とは別人の私の前世を監禁されていたみたいで、それをダミーにし、父上の前ではその人を出し、自分の来世だと思い込ませていました。だから、大きくなったとき「私は自分として生きたことはありません。どうしたら生きられますか。」と色んな人に聞いた覚えがあります。それから幼稚園のときにつくった作品を仕上げて良いと許可がおりたので、話の途中からは大人になってから作成したもので、芥川龍之介の生まれ変わりだけど、芥川龍之介の戸籍で生きる芥川龍之介の来世前世が仕上げたものでした。


芥川龍之介の父上が学者だと公開されていない理由は、医者や学者だとばれると戸籍を盗られてしまう為、父上は作家だったなどと皆に言います。