ラビンドラナート・タゴール(1861〜1941)は、インド・ベンガル地方出身の 詩人 哲学者・音楽家・画家であり、アジア人として初めてノーベル文学賞を受賞した(1913年)。 詩集『ギーターンジャリ(歌の捧げもの)』は英語圏でも絶賛され、インドとバングラデシュの国歌の作詞者でもある。教育者としてシャンティニケタン(平和の学び舎)を創設し、東洋と西洋の架け橋となった、という人です。

 

昨日、台湾からの客人と話をしていたら、彼が僕を表してこの詩を教えてくれました。僕はそんな立派な人ではありませんが、ちょっと嬉しかったです。ただ、何かの際にこういう詩を思い出せるっていうのは、この人の見識に畏怖の念を感じました。

 

「私は村で一番若い人と同じくらい若く、一番年上の人と同じくらい年をとっている。」


これは、タゴールの詩と世界観です。解説によると、「青春の活力:生まれたばかりの赤ん坊のような情熱、無邪気さ、好奇心を、まるで若者のように感じる。時の叡智、人生の浮き沈みを経験した後、穏やかで平和な老人のように人生を見守る。大地との繋がり、自然と一体化し、単なる年齢の限界を超越し、時の証人となる。」

 

若者のように感じ、老人のように人生を見守り、時空を超える感覚になることって確かにある。自分のことだけでなく、寧ろ次世代、世の為に何かを為せないかと考え実行する。何だか哲学的ですね。言葉にするのは難しい。けど、言葉にしないと認識できない。タゴールはすごい人ですね。僕も何かの際に、こういった詩や物語が思い出せるような深い見識を持った人間になりたい。