結果はバイエルン0-3バルセロナ。
メッシの2G1A。
ノイアーの言葉を借りれば、まさに唯一無二の存在にやられました。
前半スタートから攻勢に出るバルセロナ。
何度もGKとの1対1がありましたが、これはGKノイアーが足一本で止めるなど、スーパーセーブを披露。
ホームのバルセロナがチャンスを多く作り、バイエルンはポゼッションでのコントロールよりカウンターが多い印象。
バイエルンは開始早々を3バックのマンツーマンという奇策で対応したが、これが裏目に。
バタバタした守備を4バックのゾーンに変更し、立ち上がりに握られたペースをコントロールし始める。
それでもまだバルセロナ優勢と言えるまま前半終了。
後半は微調整をしたバイエルンが前に出る時間が増え始める。
互いにペースを掴もうと試みる攻防は、0-0とは思えないほどの楽しさと緊張感を視聴者にもたらした。
スコアが動いたのは77分。
その前のプレーでネイマールが倒され、PKをアピールするも流される。
この行動にラフェリーに詰め寄ろうとした両チームの一部選手を他所に、ノイアーは自身の左サイド、バルサの右サイドの数的有利を活かすべくスローイング。
ここでボールを失うと、慌てたディフェンスラインをメッシの一撃が襲う。
名手ノイアーも届かないニアサイドに一閃。
0-1。
流れを引き戻そうとするバイエルンは、ミュラーに替えてゲッツェを投入。
しかし、一度乱れた集中力はなかなか戻らない。
ブスケッツがラキティッチへ、間延びしたディフェンスラインと中盤に短めの縦パスを送ると、左サイドバックの裏をとったメッシへスルーパス。
このパスを受けたメッシがドリブルで仕掛ける。
対峙したボアテングに、利き足でシュートを打つために中へ切り込むと見せかけて、そのまま縦に突破。
このプレーでボアテングは尻餅をつかされてしまう。
元バルセロナの元フランス代表FWが笑ってしまったが、メッシ相手には致し方ない、同情するとコメントしたほどの衝撃。
そのままGKと1対1に持ち込んだメッシは、飛び出したノイアーをあざ笑うかのようなチップキックによる芸術的ループシュートで勝負を決めた。
世界最高の選手と言われるエースの活躍で、わずか3分間で0-2とされたバイエルン。
99年のユナイテッド戦をふと思い起こした人もいたのではないだろうか。
その後守りに入ったバルセロナに、ボールを持って仕掛けるバイエルン。
しかし、悲劇はロスタイム。
バルセロナの高速カウンターが発動し、メッシからネイマールへ素晴らしいパスが通ると、ネイマールはそのまま独走し、最後はノイアーの横を抜けるシュートで0-3。
まさに勝負ありと言われる試合となった。
2ndレグはとても難しいものになったが、最後まで諦めず、ポルト戦のような逆転劇を祈りたい。